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井戸 直樹(いど なおき)

field name : チョッキー

主催室長
1976年 大阪府生まれ。
1999年 滋賀県立大学環境科学部環境生態学科卒。研究テーマは「鹿の採食が植生に与える影響」。
2001年 滋賀県立大学大学院環境科学研究科環境動態学専攻卒。研究テーマは「マングローブの耐塩性機構」。

高校時代には山岳部に所属。大学時代にはカヌー部を創設。カヌー(カヤック)は一番ハマったアウトドアであり、全日本や滋賀県代表として活躍した経歴をもつ。自然を師と仰ぎ、沢登り、ロッククライミング、マウンテンバイク、ケイビング(洞窟探検)など人力で自然と向き合うものを好む。その他、アドベンチャーレースや、フルマラソン、ロゲイニングなどにも参戦している。

前職は、環境リサイクルプラントメーカーに勤務。木質系原料や農業系原料といったバイオマス資源を炭化する、炭化炉、コンポストプラント、バイオマスガス化発電装置などの環境保全機器、省エネルギー等の企画・開発・設計・販売に携わる。長期出張でベトナムへ赴き、ベトナム人と共に生活したことが、「自然との暮らし」を目指すきっかけとなる。

2004年、ホールアース自然学校へ入社。季節校(沖縄、本栖湖、熱海、苗場、神戸エコツーリズム推進
事業、ろうきん森の学校、第10期四季コース、第1期森と暮らしコースを担当。アウトドアアドベンチャー系や森づくり系、暮らし系の多くのイベントの企画・実施に携わる。現在、主催室室長。



担当・経験プログラム

洞窟アドベンチャー、洞窟アドベンチャーアドバンス
水系プログラム(カヌーキャンプ、満月カヌー、清流シャワークライミングなど)
森づくり&木工クラフト系プログラム
企業のCSR活動支援(資源調査、社員研修の企画・実施、環境教育プログラムの企画・実施等)
エコツーリズム推進(地域資源調査、プログラム開発、ガイド養成)
森づくり事業(資源調査、企画、運営、実施)
企業/学校/行政向け森林環境教育(企画・実施)
リゾートホテルとの協働事業(資源調査、企画、運営、実施)

得意分野

自然ガイド&インタープリター(フィールドは海、山、川、森、里、穴、岩など多様)
狩猟活動(第一種猟銃資格、罠猟資格を所持)
森づくり活動(静岡県森林県民円卓会議委員)
日本洞窟学会会員


なぜインタープリターなのか?

アウトドアやアドベンチャーを通して、自然の景色の美しさや圧倒的な力の恐ろしさなど、自然の力を目の当たりにできたことで、今の自分の「自然の認識」や「自分の成長」があります。ただ、そういった経験を大半の人が経験していないのではないか、ということに気付き、自分がインタープリターとして役立つことができるんじゃないかと考え、この世界に飛び込みました。

また、生態学を学んだことで、どうやったら「生産・消費・分解」という、持続的なサイクルに人間社会が入り込んでいけるのか、ということに疑問を持ちました。そこで前職では「分解者」という役割を担えないか、ということでリサイクルプラントメーカーに努め、環境技術という「ハード」分野に携わりました。ただ、「ハード」面だけではやはり地域社会の仕組みは変わらないと考え、環境教育という「ソフト」分野に携わりたい、と考えるようになりました。

最近は、50%自給自足を目指し、森づくり、狩猟、自然農、家畜動物との暮らしに力を入れています。自然のこと、暮らしのこと、生きるチカラのこと、そんなことをなるべく多くの人が考えるための手助けができる、インタープリターを目指していきたいと思います。

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