諏訪さやのの写真

諏訪さやの(たなか さやの)

field name : さやぽん

ホールアース自然学校理事
1978年、静岡県富士市生まれ。
高校では陸上部所属、長距離走専門。
2003年、茨城大学理学部修士課程修了。
植物生態学を学び、富士山溶岩上のアカマツ林にて多くの時間を過ごす。研究テーマは「アカマツ樹冠の窒素経済における常緑性の意義」。また、大学時代よりモダンダンスを始め、以来踊り好き。
2003年、富士市立中学校に事務職員として勤務。
2005年、ホールアース自然学校へ。

事務局業務のかたわら、植物調査、ビジターセンター業務、健康増進プロジェクト、ノルディックウォーキングプログラム等を担当。
2011年より、手配業務担当。ホールアースおどり部としても、宮おどりなどの普及に努める。

担当・経験プログラム

生物多様性センター休日開館管理業務
富士宮市における健康増進プロジェクト「富士山!カラダの学校」
富士山南陵の森フォレストセイバープロジェクト
植物の恵みを楽しむアロマプログラム
ノルディックウォーキング

保有資格

JNFAノルディックウォーキングベーシックインストラクター
プロジェクトワイルドエデュケーター
学芸員


なぜインタープリターなのか?

林や野原で走り回って遊び、星空や海に励まされながら育った私は、自然界の奥深さを掘り下げるべく、大学で生態学を専攻します。好きな植物の研究をして、ニュースに取り上げられているような環境問題を解決するための役に立ちたいと思いました。
その後、中学校の事務室で働く機会を得ます。そこでは、狭い世界の中で必死に思い悩む中学生たちの姿を目の当たりにしました。身近な自然に気づくだけで世界が広がること、自然の中にヒントがたくさんかくれているかもしれないことを、伝えたいと思いました。
そんな中、図書室でレイチェル・カーソンの「センスオブワンダー」に出会います。「人と自然をつなげることをしたい」という思いが確信に変わりました。様々な環境問題への取組みだって、まずは自分の周りの自然環境をよく見ることから始まるはずです。
そんな気持ちでここにやってきました。事務局の仕事を中心に、植物調査や健康増進系業務の担当をしています。裏方、表方に関わらず、少しでも多くの方にとって、自然を身近な存在にしたい。生まれ育った富士山麓で、自然と人とのよりよい関係づくりをしていきたい、と思っています。

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