平野 達也の写真

平野 達也(ひらの たつや)

field name : だんご

農業生産法人ホールアース農場代表 

1972年 千葉県生まれ

1995年 立教大学社会学部観光学科卒業

2000年 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科卒業(持続可能な発展プロジェクト研究室)在学中に国際観光開発研究センター客員研究員

森ビル観光株式会社(現:森観光トラスト)で、予約管理や総務部文書担当などの経験を経て、大学院で「地域住民とエコツーリズム」をテーマに研究。1999年にインターンシップでホールアース自然学校へ。その後、正規スタッフ。

エコツーリズム分野で「研究者と実践者の架け橋」役を担うことを目指して、自然学校の世界へ入ったものの、現場活動の奥深さに引き込まれる。各地のエコツーリズム事例に触れる中で、美しく描かれたシナリオではなく、結局は人間がもつ情熱や能力が地域や事業活動を動かすことを強く実感。思考法は常に「ゼロベース」。無意識に脳みそに被せている既成概念を取り払い、新しい方法論で本質に迫ることを志向する。


担当・経験プログラム

富士登山エコツアー
健康増進プロジェクト「富士山!カラダの学校」
エコツーリズム推進(地域資源調査、プログラム開発、ガイド養成、ルール策定、旅行商品造成等)
ニューツーリズム推進
人材育成事業
ホールアース農場(設立、運営)

保有資格

森林インストラクター森林インストラクター
ツリークライミングファシリテーター
プロジェクトワイルドエデュケーター
ネイチャーゲーム指導員
救急法救急員 2002年10月日本赤十字社
オーストラリア・エコツーリズムガイド養成研修修了
ノルディックウォーキングベーシックインストラクター
国内旅行業取扱管理者
国内旅程管理主任者

【論文】 「日本型エコツーリズムの可能性と課題 ~沖縄県やんばる東村を事例とした『地域住民』の位置づけに関する研究」1999年財団法人日本交通公社助成研究


なぜインタープリターなのか?

小学生の頃は近くの雑木林の中を探検したり、早朝から2時間自転車を走らせ海を見に行ったり。一時はオカルトや超常現象に傾倒していた時期もありました。
大学では「探検部」に所属して、洞窟探検や激流下り、天草四郎の財宝探し。サハラ砂漠のオアシスや東南アジアの貧乏旅行も好きでした。

『非日常』世界での発見に胸を踊らせたり、自分の内面に起こる変化を実感することを、いつも求めていた気がします。

「インタープリター」という仕事は、参加者が非日常的な体験の中から、発見や気づきを得る、そのお手伝いをする役割です。いわば、モノクロの無声映画に色彩や音声・音楽を流し込むようなものでしょうか。参加者にとって何気ない風景が、突然「意味合い」をもつ。そんな瞬間の参加者の横顔を見るのが良いですね。

hirano01.JPGhirano02.JPGhirano03.JPG