とうとう3日目！最終日です！

今日も、朝はすっきりとした天気。
子どもたちのテントは起床時間ギリギリまでとっても静かでした。
きっと昨日までの疲れが出て、ぐっすりだったのだと思います。

起きたらまずは恒例の「焚火であたたまり」タイム～。
みんな自然と火のまわりに集まります。
火の暖かさを実感する日々ですね～。

あたたまったら、朝の日課の動物のお世話へ。

今日は、ニワトリと犬のお世話です。
ニワトリには人間の私達が残してしまった食事を食べてもらいました。無駄にならずに済みます。
その後は犬のアモとサトと散歩に出かけました。富士山がとっても綺麗でした～。

帰りには、野草も摘みました。
帰ったらチャイ（コック長）に渡して調理してもらおうね～。

そしてお待ちかね！人間も朝ごはんの時間です。
今日のメニューは「肉じゃが」！ホクホクあったまる～。
たくさん食べてたくさん遊ぶぞー！

さあ、お腹を満たしたら、まずは帰り支度を済ませます。
そして自分達で使ったテントは綺麗に片付け、掃除します。
みんなせっせと動いて、どのテントもすっかりキレイになりました。

掃除が完了したら、フリータイム！
みんな、それぞれの遊びに繰り出します！
木で作ったブランコで遊ぶ子や、放牧しているヤギにえさをあげる子。
木登りにチャレンジする子。

あったかいデッキの上で寝転がる子。池のまわりでは、「かえるつかまえたよー！」

「ひょうたん池」で、イモリを捕まえようと必死になる子たちも。

そして案の定、池ポチャ...。でも、「イモリとったど～！」
子どもたちみんなとっても楽しそうだったので、強くは止めませんでした。
お母さんお父さん、服や靴が汚れていたらごめんなさい！

その後は鬼ごっこをして走り回ったり、有り余るエネルギーを放出！

遊んだ後は、最後のご飯タイムです。
メニューは、「野草＆野菜たっぷりうどん」！
よ～く煮こまれて、甘い味付けで、子どもたちもよく食べていました。

お昼を食べたら、もうお別れの時間。
みんなで丸くなって集まれる「アボハウス」に移動し、「終わりの会」をしました。

一人ずつ、「今回のキャンプで1番楽しかったこと」を言ってもらい、みんなで聞きました。
子どもたちからは、「気球に乗ったこと」「鬼ごっこをしたこと」「弓矢を使って、ダンボールに描いたイノシシを射れたこと」
など、様々な思い出が出てきました。

私くりりんもそうだったのですが、意外とプログラムの合間に遊んだ
ちょっとした体験が強く心に残ったりするものなんですよね。今でも鮮明に覚えています。
みんなの心に印象的だったことが何か一つでも、残り続けてくれたらいいなと思います。

私は、小学生のときにキャンプに初めて参加し、実はそのとき、とても緊張して輪に上手く入っていけませんでした。
しかし時間をかけて、本当に半歩ずつ踏み出す場面を重ねていき、こんなに楽しい場があるんだということを

実感できるようになりました。自分にも自信が持てるようになりました。

「自分で切り開いていけるんだ」というようなことを、子どもながらに思ったのを覚えています。

今回の子どもたちもきっと半歩または一歩を踏み出して、最後までやりきった自分がいることを
知ったと思います。

帰り、キャンプサイトから本部がある上サイトまで、また長い階段を登っていきます。
子どもたち全員、大人の階段、登りました！

みんなよく遊び、よくチャレンジし、最後までがんばりました～！
また遊びにきてもらえたら、うれしいです。スタッフみんなで待っています。
また逢う日まで。

キャンプ長
くりりん