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「食べ物はどこから」里山のようちえん11月

2016年12月9日

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11月の里山のようちえんは

「食べ物はどこから来るのか」にフォーカスを当てました。

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初日はうどん作りを行います。
スーパーで買ってくれば簡単ですが、今日は小麦粉から作ります。
ホールアース農場の無農薬・無化学肥料で作られた小麦粉を使って、お水と塩を加えて練り上げます。

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お家だと、カーペットに小麦粉や水をこぼしたりと心配ですが、ホールアースだと安心ですね。

子ども達ものびのびと粉を練って行きます。

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親御さんもここは「ぐっ」と我慢して子ども達に主体的に作業をしてもらいます。
少し固めに練り上げて寝かした後に、ビニール袋に入れて踏み込みます。
この作業を沢山するとコシのあるおいしいうどんが出来上がります。
 食べ物を普通は踏んではいけないけれども今回は踏むのが作業。
子ども達は大はしゃぎです。
 →お母さんの顔もほころびます。

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天気が晴れてきたので夕方はアモ・里(犬)の散歩に行きました。
帰って来てからはうどんを延ばして切る作業。
慣れない包丁におっかな・びっくり しながらも切ってくれました。

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各家庭ごとに茹でておいしい晩ご飯。
お味はどうだったかな。
 それは美味しいですよね~
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翌日は霧の濃い朝を迎えました。
子ども達は朝から元気です。
朝は動物たちのお世話が日課です。
ヤギに草を上げたり、犬の散歩もしました。
 →この日の朝は幻想的な景色でしたね~

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散歩の帰りには今日頂くアヒル君を小屋から出しました。
どこか淋しそう。彼らはこの後の事がわかるんでしょうか。

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年長さんを中心に刃を入れる人を決めていざ「と畜」です。
だんごから、命の事、家畜の事。アヒルの役割について話をしてくれました。
また無理強いはしない事も話してくれました。

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その上で、代表の子どもがだんごと一緒に鶏の頸動脈に刃を入れました。
首からは生きている証がたれて来ています。
みんな一生懸命アヒルの事を見てくれています。
子どもの1人から質問が・・・
「命ってなに?」
これには大人もびっくりでしたが、そのお父さんは「1人に一つしかない大切なものだよ」と答えていました。
まさにそうですね。
この体験を通して、言語化はしにくいかも知れないけれども分かって行くんだろうと感じました。

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アヒルの命がつきたら、羽を抜き、解体に入ります。
ここからは命がお肉に変わり、おいしい料理に変身してきます。

ダッチオーブンを空けると!!

「おいしそう~」
みんなの表情もどんどん変わって行きます。

全ての料理が出来上がったら、お昼御飯です。

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「いただきます」
本当に命をいただきますですね。
このプログラムは大人より、子どもの方が身構えず、すんなり心に落とし込んでいるように感じます。

人は野菜もお肉も含めて沢山の命をいただいて生きています。
その意味を知る素晴らしい機会だったと思います。

(あなご)


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