開催概要
- 日程
- 平成26年 10月25日(土)から27日(月)
- 会場
- 国立中央青少年交流の家
- 宿泊
- 青少年教育施設
- 住所
- 〒412-0006 静岡県御殿場市中畑 2092-5
- website
- http://fujinosato.niye.go.jp/
参加費
全日参加(6食付き)
- 一般
- ¥25,000-
- 学生
- ¥15,000-
二日間参加(4食付き)
- 一般
- ¥20,000-
- 学生
- ¥12,000-
- 定員
- 150名(18歳以上)
- ※参加費内訳:2泊3日 6食付、保険料含む
- ※参加プログラムによっては、別途実費等が必要になるものがあります。
- ※宿泊は原則相部屋になります。
- ※全日程参加の方を優先的に受付いたします。
お問合せ事務局:ホールアース自然学校
- info@wens.gr.jp
- TEL
- 0544-66-0152
プログラム
1日目 10/25(土)
- 13:00
- 開会式
- 13:15
- 基調講演
- 15:45
- 猪鹿庁からのバトンタッチ
- 15:10
- 10分プレゼン
- 16:10
- ワールドカフェ交流会
ー夕食ー - 19:30
- プチ懇親会
2日目 10/26(日)
- 09:00
- 1st Class
ー昼食ー - 12:30
- 2nd Class
- 14:45
- 3rd Class
ー夕食ー - 19:00
- 大懇親会
3日目 10/27(月)
- 09:00
- 狩猟についての最新情報
- 10:45
- 本気の大交流会!
ー昼食・解散ー
1日目
基調講演
「生き方としての狩人:その歴史社会的流れ」
- 講師
- 田口洋美氏(東北芸術工科大学東北文化研究センター所長・狩猟文化研究所代表)
中部東北地方の豪雪地帯に点在する伝統的狩猟集落(マタギ集落)を中心に、日本の狩猟文化を研究。1990年から「ブナ林と狩人の会-マタギサミット-」を主宰、今年で25年目を迎えた。著書に「マタギを追う旅〜ブナ林の狩りと生活〜」「マタギの自然観に習う」など多数。
今回の講演テーマは、狩猟者の歴史社会的な位置づけとこれから。狩猟という文化や生業の歴史的展開から始まり、現在、そして未来に対して生き方としての狩人という視点まで。罠猟や巻き狩りなどの技術的な問題と市場との関係などを織り交ぜながらの講演です。
募集中 10分プレゼン発表者募集中!
自分の活動をシェアしたい!みんなからアイディアを募集!など、あなたの狩猟ライフをアピール出来る♪みんなからのアプローチも増えること間違いなし!発表を希望される方は事務局までご連絡下さい。発表枠には限りがあります。先着順となりますのでご注意下さい。
ワールドカフェ交流会
オリエンテーションも兼ねた、少人数グループでのプチサミット。テーブルのメンバーを変えながら、いろんなテーマで話し合ってもらいます。参加者同士、おもしろい意見を出し合って新しいつながりを作りましょう!
2日目
120分ワークショップ
- 各クラスから1つ,計3つ選んで頂きます。応募者多数の場合は抽選となります。
- ワークショップによっては材料費等を負担して頂く場合があります。
1st class
- 新米猟師のためのはじめての獲物 ステップ byステップ
- 瀬戸祐介 / 猪鹿庁捜査一課
- 獣害問題の基礎知識 狩猟習俗例
- 鹿熊勤 / 自然系ジャーナリスト
- 失敗しない解体所運営ノウハウ〜田歌舎の取り組みから〜
- 藤原誉 / 田歌舎
- 森の恵みを暮らしに活かす〜女性狩猟者ネットワークの取組み〜
- 八代田千鶴 / 縁鹿小町
松浦友紀子 / TWIN - 鹿革クラフトワークショップ
- 遠藤和帆 / 染織工房豆
2nd class
- どうなるチョージューホゴ法の中身? 法改正と現場の取組みを考える
- 伊吾田宏正 / 酪農学園大学狩猟管理学研究室
- 猪鹿皮の地域での活かし方〜MATAGIプロジェクトの活用法〜
- 山口明宏 / MATAGIプロジェクト実行委員会
森高一 / 日本エコツーリズムセンター共同代表 - 猪鹿庁の作り方〜地域で狩猟で食っていく〜
- 興膳健太 / 猪鹿庁長官
ブログの炎上から考える、現代の自然との関係性は講師の都合により中止となりました- 畠山千春 / 「わたし、解体はじめました」著者
- 獣皮の活用 楽器への利用の実際
- 長谷川啓 / グランジ工房
井戸直樹 / 森のたね
3rd class
- プロの美味しいシカの調理法
- 石崎英治 / 伝統肉協会理事長
- シカマタギの郷、井川の山岳猟と利用文化
- 遠藤好和 / 筑波大学井川演習林技術専門職員
大橋正孝 - 生活の一部としての狩猟〜趣味でも職業でもない自然との関わり〜
- 千松信也/ 「ぼくは猟師になった」著者
- 狩猟にいかす「動物の生態」と「伝えること」〜野生動物インタープリターの取り組み〜
- 青木雄司 / 日本哺乳類学会会員
小野比呂志 / ホールアース自然学校 - ソーシャルビジネスとしての獣害対策と狩猟2.0〜失敗の事例から〜
- 山本圭介 / 甲斐けもの社中
3日目
狩猟についての最新情報
いま狩猟に関わる者として知っておくべき最新情報を共有しておきましょう!今ならではの時事問題、安全管理のための再確認など、これを知ればあなたの明日の活動が変わる!
本気の大交流会!
狩猟サミットの一番の目的は、全国の狩猟者と将来的なつながりを作ること。3日間を通して出来たパイプを更に太く。この場限りで終わらせない!最後の最後のアタックチャンス!
全日
出展ブース
活動レポート、配布物などを展示するブースを準備しています。利用希望の方は事務局までご連絡下さい。
事前連絡のない方のブース利用は出来ません。アクセス
JR御殿場駅と会場をつなぐバスがあります。
会場までは約20分、運賃は片道370円です。
各種ICカード(一部を除く)も利用出来ます。
会場へは自家用車でのご来場も可能です。(無料駐車場あり)
公共交通機関でご来場の方は、御殿場駅より富士急行路線バスをご利用ください。
申込方法
- ※ 参加者が定員に達したため、受付を終了しました。
- たくさんのお申し込みありがとうございました。
「狩猟サミット」開催にいたるまで
人と自然との関わりが薄れたことによって野生動物とのバランスが崩れ、全国の中山間地域において鳥獣による被害は深刻化しています。狩猟の担い手が減少している一方で、狩猟の果たす役割は増々大きなものになってきています。
一般的には、「狩猟」=「獣類を狩ること」とされています。しかし今回の狩猟サミットでは、「狩猟」という言葉を単に野生鳥獣を捕獲する事だけに限定しません。生活資源として利用するため、耕作地や森林を守るため、野生動物の個体数を調整するためなど、大きな意味で考えます。狩猟に興味を持ち始めている、免許をとったものの狩猟の仕方が分からない、地域で問題を抱え活動をしているなど、様々な方がお互いに交流し、自分なりの「狩猟」との新しい関わり方を見つけて頂く試みです。是非、皆さんの参加をお待ちしております。
- 第二回狩猟サミット実行委員会
- 実行委員長 浅子智昭