雨の季節、6月。
しとしと富士山に降った雨水は、ゆっくりゆっくり地下深くへ浸み込んで、長い時間をかけて磨かれた後、やがて川や湖等、色んな場所で湧水となり、あふれ出します。
でも、川のはじまりってどうなっているんだろう?
大人でもあまり見たことがありません。
今回は、そんな川のはじまりを探しに出かけました。
「陣馬の滝」
その名の通り、あの有名な源頼朝がこの滝で陣を張ったことがその名の由来です。
道路からてくてく歩いていくと、遠くからゴーゴーと滝の音が!
冷たくて我慢できない時は、お父さんにヘルプ!
ちょっと慣れてきたかも?
滝に到着!
ゴーゴーという「とどろき」が「どうめき」となまり、「ごとめき」に変化し、「五斗目木(ごとめき)川」という名前になったそうです。この滝の上に、“川のはじまり”があります!
滝の水は、天子山塊からの水も染み出しており、よくよく見ると、岩から染み出しています!
滝の近くには田んぼもあり、おたまじゃくしも泳いでいます。富士山の湧水で作るお米、おいしそう!
「おじゃまたくしー!」という声が響きます。
さて、いよいよ川のはじまりへ!
おぉ!見つけました!水が湧いてる!
いたるところで小さく湧いており、それがつながって、やがて大きな水の束になり、あの滝へつながっていくんですね。
雨にも降られてしまいましたが、「雨に降られることなんて、あんまりないよね」「こういう経験もいいね!」という声が。普段は雨に濡れるのはいやだなぁと思いますが、遊びに変えてしまえば楽しくもなります。口を空に向かってパカっとあけて、楽しそうに雨の粒をキャッチしていました。
2日目のメインイベントは火おこし!
「火は危ないもの」というイメージがありますが、仲良くなれば、私たちの生活を豊かにしてくれます。どうしたら危なくないのか?親子で一緒に火の使い方を学びます。
火は、大きい木にはつかないから、薪をたくさん割って細くしよう。乾いた薪を選ぶのが重要です!
初めてのマッチ!
お?火がついたか?
「がんばれ♪がんばれ♪」と言いながら、お母さんと一緒にコンコンコン!
火がついたぞ!
上手だね!
みんなでおこした火はまとめて石窯に入れて、ピザ焼きに使います。
アツアツ、とろ~りチーズ、鹿肉、採れたて野菜がのったピザでおなかいっぱい!
犬のサトと遊んだり、ニワトリを追いかけたり、ヤギのチャイにエサをあげたり、のんびり楽しく過ごしました。
おまけ
「大人だってブランコ乗るの楽しいよな~」
「あ、この写真、広報に使ったらおじさんが来ちゃうかな!?笑」
大人も楽しむのが、ホールアースのキャンプです!
担当:小野