【実施報告】ふくしま遊牧民キャンプ/雪ん子わんぱく隊スペシャル2025

今年度初となる新冬キャンプ「雪ん子わんぱく隊スペシャル」がスタート!!

干支がひと回りして心機一転!

かねてから要望のあった、高校生まで参加できる冬のキャンプを今夏から構想し、秋に下見を重ねたうえで、今回のリリースとなりました。

とはいえ、まだまだ未知数の部分も多いことから、今回特別価格でのスタートとさせていただきました。

子ども達とも「何が起こるのか」を楽しむという、キャンプの根っこにある想いを共有した上でスタートです!


そして、このキャンプはスタッフのつながりのある裏磐梯の民宿「リゾートハウスあざみ」を舞台に実施します。

まずは各自部屋に荷物を置いて、キャンプで呼ばれたいニックネームを、スタッフ手作りの木の名札に。

そして、あざみでの初のお昼ごはん。

いつものキャンプだと、大きな子ども達と一緒に作って食べるのが主流で、野菜や卵を主とした、昔ながらの製法でできた出汁や調味料を使って作る食事ですが、今回は利用させていただいているあざみの方に、食事もお願いしています。
どんな昼食が出てくるのか楽しみ半分、不安半分だったみんなも、美味しい食事に大満足!

片付けはいつものホールアース流の簡略バージョンで。

「え、ここでもやるの?」

という声もありましたが、湖沼や河川の近くだけで必要なわけでなく、下水処理場や浄化槽も水の浄化には微生物の力を借りているのです。

人間の科学や技術をもってしても、最終的な浄水のための塩素を除いては、不可能。だからこそ、お世話になる微生物を生かすためには、洗剤の負荷を抑えることはとても大切なことなのです。
丁寧な説明を納得してくれてか、皆いつも通りに丁寧に片づけをしてくれました。


そしてようやく「はじまりのかい」

施設の案内やキャンプ中の掟、スケジュールの他に、今回はあざみの皆さんへのご挨拶。
さらには、危険生物としての熊についてのレクチャー!

事実とまだ分かっていないことに分けることの大切さを伝えました。
(例:熊は冬眠する×→熊は冬ごもり(浅い休眠)をする○、熊鈴は効果がないor逆効果×→目の前の熊が逃げる効果は薄いが、人間の存在を知らせる意味はある○など)

そして全員の自己紹介をして、皆は雪遊びの準備&プチフリータイムへ!

大きな子どもの一部で、先行して遊ぶ場所の最終下見と、爆竹対策へ。

準備が出来たら、全員でおもいっきり雪遊び!!

ソリ滑りに雪合戦、ゆきだるまづくりに、造形などなど、気温も高かったので、楽しみつくしました!

帰り路、道すがらに屋根が崩れたり、落ちたりした建物を見ながら、このあたりの集落について簡単なレクチャー。

各家に清水が流れ、温泉が湧き、かつては山形米沢に抜ける街道筋だったであろう集落の今昔を考えさせられる道でした。

戻ってからは、ゆっくり男女それぞれお風呂に入りながらのフリータイム。



今回初導入のカプラや、いつものトランプやジェンガなどなどをお風呂の合間に楽しみつつ、待ちに待った夕ごはん!!

クリスマスということもあってか、あざみの皆さんがシフォンケーキを焼いてくれたりして、
いつものキャンプとは打って変わって、ひとつひとつすべてがメインディッシュのようなごはんに舌鼓を打ちました!

今日は、明日の朝が早いので早めの就寝。

明日はいよいよワカサギ釣り!

晩ごはんにワカサギは並ぶのか!?こうご期待!

ホールアース自然学校福島校
わっきー