今年も学校団体が一段落

毎年4月上旬から7月中旬は、学校団体へのプログラム実施のピーク。4月は新学期ということで、新しい学年、新しいクラスが一丸となるためのチームビルディング系プログラムがとても多いです。富士山麓で実施する以外に、東京都内、千葉、茨城、福島など富士山麓以外の場所へ私たちが赴くケースが最近とても増えています。もちろんお声がけいただければ、どこでも伺います!

ゴールデンウィークを過ぎると、修学旅行がピークに。名古屋などの中部地方や大阪や兵庫などの関西地方の中学校は、東京方面に行くことが多く、その往路または復路の途中で富士山麓を訪れます。富士山麓に広がる青木ヶ原樹海を舞台にした洞窟樹海探検や、約300年前の巨大な噴火口が待ち構える宝永火口トレッキング、長い時間をかけて台地の下を旅した水が湧き出す里を訪問する湧水の恵みウォークなどの自然体験プログラムを通して、この時期私たちは多くの学生さんを案内します。

学校団体の特徴は、何と言っても参加者の人数。個人や家族といった個人旅行と異なり、クラス単位、学年単位で活動するので、多いときは2~300人規模。プログラムの多くは細分化したグループに分けて実施して、参加者一人ひとりがより深く体験できるよう工夫しています。プログラム本体以外でも大人数がスムーズに動けるよう、バスの運転手さんに説明する“バス説(バスセツ)係”、バスを一時停止し、安全に乗り降りできるよう交通整理をする“誘導係”、司令塔として全体を俯瞰し、指示を出す“全体トップ”など、その時々で役割分担をして、いただいた時間がより良い時間になるよう心掛けています。

シーズン初めの研修では、フィールドの確認から始まり、緊急時の対応確認やシミュレーションなどを行い、不測の事態に備えます。

約3か月続いた学校団体のピークシーズンもこれで一段落。今年も多くの学校さんに体験を提供することができ嬉しく思います。ありがとうございました。

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