年の瀬が迫ったこの時期に、冬の寒さにも耐えて元気にキャンプをしようと、
年末チャレンジ耐寒キャンプを開催しました!
朝晩の気温は、体感で氷点下。
つーんと、冷たく澄んだ空気に包まれるような寒さでした。
でも、そんな寒い中でも、自然の中で、仲間とともに思いっきり体を動かしたり、
火の扱いを覚えて暖をとったり、冬ならではの澄んだ星空を眺めたり。
冬を楽しみながら過ごす、とてもあたたかな3日間となりました。
1日目、まずは3日間寝泊まりするテントを自分たちで設営。
そして、暖をとるのには欠かせない、火起こしの仕方を教わって、
チームに分かれて火起こしにチャレンジ。
マッチの擦り方や、薪のくべ方など、何度も何度も失敗を繰り返しながらも、
それぞれが工夫し、どのチームも火起こしに成功し、起こした火で
暖をとったり、おやつの焼きマシュマロを作ったり。
「火ってあたたかいね!」
陽が落ちると一気に冷え込んできましたが、その分、空気は澄んでいて
雲一つない空に。寝袋にくるまって、いざ星空観察。
「流れ星見えた!」「あれは、バナナの形の星座かな?」
民家や街灯の少ない柚野から見る冬の星空は、まるでプラネタリウムのように
満天の星空。寒さも忘れるほど、見入っている子もいました。
寝る前には、みんなが起こした火で、お湯を沸かして、
湯たんぽを作り、寝袋の中へ。
2日目。
「寒くてあまり寝られなかった」「えー私はぐっすりだった」
それぞれの感想をいいながら、起床。
朝一は動物たちの世話からスタート。
冷えた朝は、朝陽のあたたかさがありがたく感じます。
そして、柚野山トレッキングに向けて、山の上で食べるおにぎりを作りました。
定番の三角形や、丸型など形は様々。
準備が出来たら、早速柚野山へ。
寒い時期にしか見られない、なが~い霜柱を見つけたり、
食べられるキイチゴを見つけて食べたり。
ネイチャーBINGOをしながら、上を目指しました。
頑張って登ると、そこには駿河湾から富士山までを一望する大絶景。
しばらく絶景に見とれ、この景色の中で作ってきたおにぎりを頂きました。
絶景も良い味の一つとなってか、とてもおいしくいただきました。
下山したら、夕食づくり。
みんなで火を起こして、飯盒炊さんとカレー作り。
「火おこしは任せて!」それぞれ係を作って、分担して行いました。
自分たちで作ったカレーライスもまた格別においしい!
夜には、キャンプファイヤー!
輪になって踊って体を温め、仲間との最後の夜を楽しみました。
たけのこのポーズ!…ではなく、バナナになりきってダンス!
3日目。
「今日はよく眠れた!」前日のことを踏まえて、
それぞれが工夫し、元気に起床してきました。
最終日のこの日は、自分たちが使ったテントの片付け。
お世話になったテントをしっかりと片づけました。
片づけが終わると、それぞれがやりたい活動をしました。
クライミングをしたい子たちは、施設内のクライミングウォールへ。
「右足を上に!」周りの子たちに応援されながら、てっぺんまで到達できた子も。
動物の世話が好きな子たちは、にわとり小屋へ。
「にわとりってあたたかいね!」「この子かわいい!」
お気に入りのにわとりを抱っこしていました。
スタッフが作る昼食のお手伝いをしてくれた子も。
スープに入れる野菜すべてを切ったり、デザートのイチゴの準備をして大きなイチゴを発見したり。
おや?つまみぐい?
いえいえ、“味見”です!
お手伝いする人の特権ですね~
とても寒い中でしたが、みんなで様々な工夫をして
冬の寒さにも耐えて元気に活動できました。
また来年も元気に活動しようね!
担当:目杉