銀世界に飛び込み、富士山の雪で遊ぼう!
ということで、2泊3日の活動を展開しました。

まずはそれぞれ持参したお弁当を食べながら、仲間づくり。

また今回のキャンプ中の食事を作っていただく、ホールアース農場の方から挨拶をいただきました。

オリエンテーションでは、キャンプのスケジュールやルールを確認したり、

「たくさん雪遊びするのが楽しみ!」などと、それぞれがどんな3日間にしたいかを話したりしました。
オリエンテーション後、車で富士山のふもとへ。
ホールアース近辺はまったく雪がありませんでしたが、標高が高くなるにしたがって道端に雪が見えてきました。

雪遊びをする広場に着くと、昨年度に比べるとだいぶ雪(氷?)は少ないものの、
何とかソリ遊びは出来そう!

早速そりを持って、斜面を駆け上がりました。

はじめのうちはすぐに転んでしまっていましたが、

段々と慣れて来て、斜面の一番下まで滑り切る子も。

また氷を砕いたり、氷の上でスケートのようにして遊んだり。
最後には、広場の奥の山に登り、展望台へ。

「富士山に手が届きそうなくらい近いね!」
とても天気が良く、富士山をはじめ駿河湾など360度の大パノラマを望むことが出来ました。

ホールアース自然学校へ戻り、片づけをして夕食。

たくさん遊んでお腹が空いたのか、おかわりもたくさんしていました。

夕食の後には、水を汚さないようにとホールアース流の片付け方でそれぞれが使った食器を片づけました。
その後、温かい恰好をして外へ。

マットの上に寝そべって、星空を眺めました。
寒かったですが、空気が澄んでいてたくさんの星を見ることが出来ました。
2日目。

まずは動物のお世話から。

ヤギやニワトリ、犬たちも大切なキャンプの仲間。
みんなで手分けしてお世話しました。

動物のお世話を終えたら、みんなの朝食。

朝食後には、お昼に食べるおにぎりを作りました。
そして、富士山スノートレッキングへ。
スタート地点には昨年は雪がたっぷりでしたが、今年はまったく雪が無く…
少し子どもたちのテンションも低め?

でも、ソリを持って頑張って登っていくと途中には動物の足あとを発見!

後ろを振り返れば、山麓の街などを望める高さまで。

「あったー!」
雪を発見して、早速ソリ遊び。
「昨日と雪の触り心地が違う!」
「昨日よりもスピードが出る!」
しばらく雪遊びを楽しんだら、お昼ご飯。

そして昼食後はまた雪遊び!

雪合戦や、雪に埋もれてみたり。

富士山の雪をたっぷり楽しんで下山しました。
その後は近くの温浴施設へ。
「たくさん遊んだ後のお風呂は気持ちいい~」
ホールアースに戻って、片付けをしたら自由時間。

犬のサトと触れ合ったり、おにごっこをしたり、

今夜のキャンプファイヤーに使うための薪割りをしたり。
そして、この日の夕食は富士山麓ジビエの鹿肉を使った、ジビエカレーでした。

富士山麓で増えすぎてしまった鹿を活用するジビエの取り組みについての話も聞きながら、いただきました。
夕食後は、みんなで過ごす最後の夜を楽しく過ごそうと、キャンプファイヤーをしました。

スタッフの出し物でみんなで体を動かしたり、踊ったりしました。
最後には定番のマシュマロ焼き。

「見て!おいしそうにできた」「コゲちゃった!」
3日目。


この日もまずは動物のお世話から。

朝食を食べた後には、荷物整理をしてキャンプ中に使った部屋を手分けして掃除しました。

「手伝うところある?」と自分の担当場所以外も声を掛け合って、取り組んでいました。
その後は自由選択プログラム。
今回は、桜餅作り・キャンプサイトの探検の2つに分かれて実施しました。
桜餅作りは、ひなまつりが近いこともあり、この日の昼食でみんなで食べることにしました。

生地を作り、あんこを丸めたり、

「ちょんまげみたいな形になっちゃった」
ホットプレートで生地を焼いて、

あんこを包んで、桜の葉で巻いて…

完成!
キャンプサイトの探検に出かけた子たちは、富士山の湧水が流れる芝川に行って

水切りをしたり、

植物のつるでブランコをしたり、

脚を水につけてみたり。

昼食はみんなで作った桜餅や、ちらし寿司などを頂きました。

「桜餅おいしい!」
最後にお別れの会をしました。
それぞれに「どんな3日間だったか」を話してもらいました。

「1日目と2日目の雪の触り心地が違うことがわかって面白かった」
「富士山スノートレッキングでソリをしたときに、ジャンプしたのが楽しかった!」
などと話していました。

そして今年度のアドベンチャージュニアが今回で終わりとなることから、写真で活動を振り返りました。
また、今年度のすべての活動に参加した子へ記念品を贈呈しました。

記念品はスタッフ手作りの写真アルバム。
表紙には名前などが刻印され、中には活動の際の写真や、これまで担当したスタッフからのメッセージが入っています。
今回は「凛とした空気」をテーマに、この時期ならではの雪をつかったプログラムを多く展開しました。
日本海側などでは大雪による被害のニュースもありますが、富士山麓は寒さはあるものの雪は例年よりも少ない中での実施でした。
雪が多くても困るし、無くてもこの時期らしくない。
今回の体験が少しでも環境問題を考えてもらうきっかけとなればと思います。
またこれにて今年度、全7回実施したアドベンチャージュニアが終了となりました。
振り返れば、4月のあたたかな日にタケノコ掘りをしたり、10月には本栖湖へ遠征し湖畔で様々なアウトドアクッキングをしたり…。たくさんの自然体験を多くの子どもたちと一緒に行うことが出来ました!
ご参加いただき、ありがとうございました♪
アドベンチャージュニアは1年を通して開催しています。
2025年度の募集を先日より開始しております!(詳しくはこちら)
来年度も思いきり富士山麓の自然で遊びましょー!
今回のキャンプの実施概要はこちら
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担当:目杉