【実施報告】「幻の氷の洞窟」冒険キャンプ

自然豊かな富士山麓。
雄大な富士山の周りには、火山活動によってできた溶岩洞窟がたくさんあります。
今回はその中でも、一年でこの時期にしか出会う事のできない「幻の氷の洞窟」へ探検に行く1泊2日のキャンプを実施しました。

冒険に行くには仲間と協力することが大事!
ということで、お昼ごはんの後はチームワークを作るための「追跡ハイク」を行いました。

追跡ハイクとは、目印になるテープをたどりながら歩いていく「目印追跡型のオリエンテーション」のこと。
今回は3チームに分かれて、ホールアース自然学校周辺の里山を、ゴールを目指して歩きます。

ルール説明を聞いたら、くじ引きでチーム分け。

リーダーや地図を持つ係など役割を決めたり、作戦会議をしたりしてチームごとに出発していきました。

ルートの中には、地域の商店でおやつを食べられるポイントもありました。
スタートの時にもらった「だんご券」をお店の人に見せて、焼きたての玄米だんごをぱくり!

「おいしい~!」と子どもたちはにこにこ笑顔。

エネルギーチャージをして次のポイントへ元気に出発していきました。
途中で道に迷ってしまったチームもありましたが、2時間ほどかけて全チームが無事にゴールにたどり着きました!

夕ごはんができるまでは自由時間。
実は、今回のキャンプ中に誕生日の子がいたので、誕生日ケーキも作りました!
スポンジに泡立てた生クリームとイチゴでデコレーション。

味見はお手伝いした人の特権ですね。

夕ごはんは、富士山麓ジビエの鹿肉をつかった鹿ジビエシチュー。
富士山麓で増えすぎたシカの命を無駄にせず、おいしくいただきました。

ごはんを食べてお風呂の準備もすましたところで
部屋の奥から「ハッピバースデー・トゥ・ユー♪」の歌と一緒にケーキが登場!

キャンプの仲間全員からお祝いされて、誕生日の子も嬉しそう。

2日目はいよいよ洞窟探検。
森の中で食べるサンドイッチづくりからスタートです。

朝ごはんで元気に活動するためのエネルギーをチャージしたら、
車に乗って洞窟のある青木ヶ原樹海に向かいます。

樹海に到着したら、森の奥にある洞窟へ探検に出発です!

まだ少し雪の残る森を進んで行くと、、

氷の洞窟の入り口が!

装備や体の動かし方など、安全について確認をして、いよいよ洞窟に入っていきます。

凍っている斜面を、ロープを頼りに、腰を下ろして、手をついて、
慎重に下りて行った先には、氷の絶景が!

息が真っ白になるほど冷たい洞窟の中をライトで照らすと、、

キラキラ輝く天井や、そこから伸びるつららが子どもたちを待っていました。
そして、なんと地面からも氷が!

どれも、この時期にしか出会えない神秘的な景色です。
初めて見る景色に子どもたちも大興奮!

無事に洞窟から出たら、森の中でお昼ごはん。
大冒険をした後はお腹がすきますね。
自分で作ったサンドイッチと温かいスープでほっと一息。

楽しかったキャンプも、あっという間に終わりの時間。
最後に楽しかったことを紹介し合ってお別れしました。

またみんなと一緒に活動できることを楽しみにしています!

今回のキャンプの実施概要はこちら

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担当:五條