この春も、たくさんの新入社員研修をお手伝いしました。
4月上旬。同期の名前は、だいたい覚えた。でも、まだ全員とは深く話せてはいない。誰がどういう人なのか、互いのことは、まだ深く知らない状態。そんな皆さんが、少し緊張しながら自然の中に入っていきます。
新入社員研修として数多く実施したのはやはりスポーツチームビルディング。足を止めて地図をのぞき込み、意見を交わし、時には迷い、また歩き出す。緊張がほぐれていくに従い、自然と会話が弾む。そして、少しずつチームの輪郭が明らかになる。自分たちのチームはどのルートを進むのか、高得点を狙うのか、それとも着実に進むのか。求められるのは役割分担や互いの声がけ、そしてチームとしての決断。
スポーツチームビルディングは自然の中で行うチーム対抗型のアクティビティ。しかし、そこに表れるのは、職場でもそのまま起こり得るチームの姿です。最初は様子をうかがっていた人が、途中から声を出し始める。強いリーダーシップを発揮する人のほか、サポート役にまわる人、雰囲気が明るい人、俯瞰的に物事を見る人など、それぞれの持ち味が動きの中で見えてきます。時には関係性にも変化があります。研修後のふりかえりでは、そうした変化や気づきを自分たちの言葉で確かめながら、同期の絆を深めるのです。
一方、富士山麓のお茶畑を舞台とした新入社員研修も実施しました。お茶畑と言っても、元々は、耕作放棄されてしまった茶畑。人手が足りない茶畑を地域農家が協力して維持管理しています。
雑草を抜き、袋につめ、一緒に汗を流します。数年間定期的に作業を続けてきた結果、今では収穫できるまでの畑に改善しました。5月の収穫時期には、刈り取り作業お手伝いいただきました。
地域が抱える課題に、机上ではなく身体ごと触れる時間。SDGsや社会貢献を言葉として「知る」だけでなく、「自分たちはどう関わっていくのか」を考える研修です。
「社会課題」と聞くと、少し大きく、どこか遠いものに感じることがあります。しかし目の前の茶畑に入り、手を動かしながら課題やその背景を地域の方から生の声として聞くと、とても身近に感じられるのです。茶葉の香り、土の感触、茶農家さんとの何気ない会話。資料やスライドだけでは伝わらない、地域のリアルに触れる時間でした。新入社員の時期だからこそ、こうした原体験を持つことにも意味があるのだと思います。
「同期の距離を縮めたい」「会社の理念やSDGsへの理解にもつなげたい」「日帰りでも、記憶に残る研修にしたい」
企業によって、新入社員に届けたいものは少しずつ異なります。決まった型をそのまま当てはめるのではなく、求めるイメージを一緒に具現化する。それが、私たちの研修です。
この春に出会った皆さんが、それぞれの職場で、これからどんなチームをつくっていくのか。少し先の未来を思い浮かべながら、私たちも私たちのチームで、次の研修の準備を進めています。




◆実施場所は全国対応可能です
研修の開催場所は、私たちの拠点である富士山麓をはじめ、都内各地や、リフレッシュ効果も期待できる温泉地など、ご要望に応じて柔軟に対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
投稿:角田
