【実施報告】GW柚野の里アドベンチャーキャンプ

快晴に恵まれたGW、里山の自然を満喫してもらうべく、
柚野の里アドベンチャーキャンプを開催しました!
(新型コロナウイルス感染防止の為、静岡県内の方に限定させていただきました。)

道端には可愛らしい小さな野草、
耳に心地よい野鳥のさえずり、
ゆったりとした空気感が流れる、
のどかな里山の風景。
しかし、柚野の里山の魅力はそれだけではありません!

山には旬の味覚、
里中に縦横無尽に広がる小径、
そして振り向けばいつも雄大に佇む富士山。

たくさん食べて、たくさん歩いて、
手先を使って、頭をひねって、
全身で里山を味わい尽くした3日間となりました。

1日目、まずは近くの竹林から切り出してきた竹で、
キャンプ中自分で使うお箸やスプーンを製作。
繊維に沿って少しずつ削っていきます。
使いやすい長さや細さを考えながら、
みんな集中して作っていきました。
特にスプーンのカーブが難しかったですが、
個性ある素敵な食器ができあがりました。
さらに竹筒で炊飯にも挑戦。
もちろん火起こしは自分たちで!
炊飯器で炊くお米とはまた違った香りが広がり、
食欲をそそります。

2日目、少し早起きをしてまずは犬のサトの散歩。
それから、旬の味覚を探しに近くの山へ!
そう、タケノコです。
ひょっこり頭を出しているタケノコを見つけられると
なんだか嬉しい。ちゃんと1人1つずつ見つけられました。
帰ってきてからは下処理にもチャレンジ。
スーパーで見るような状態にするにはひと手間かかります。
やっていくうちにタケノコの皮むきにはまっちゃう子も。

タケノコの下処理が終わったら、
次はいよいよ里山探検!
チームに分かれ地図とコンパスを片手に
地図上にあるチェックポイントをまわり、
お題にある写真を撮って得点を重ねていくというもの。
「川の水温は何度?」「○○神社の階段は何段?」といった、
そこに行かないとわからないようなクイズも用意されています。
どんなルートにするか相談して作戦を練ったら
いざ出発!

柚野の里山は田畑の間を縫うように
いくつもの小径があります。
少し道に入ると「どこにつながっているんだろう?」
とワクワクしてきます。

「こっちかな??」
「この道がこう曲がっているから…」
「北があっちだからこの道じゃない?」
と一生懸命頭をひねらせながら
チェックポイントを探していきました。
途中、足が痛くなってしまった子もいましたが、
「里山探検やりたい!」と最後まであきらめず
時間いっぱい頑張りました。
地図を読む子、クイズを考える子、
それぞれのできることをやりぬいた子供たち。
全てのチェックポイントをまわったチームもあり、
子どもたちの頑張りにスタッフもびっくりしました。
本当に皆、よく頑張りました。
何より、楽しんでくれたことが嬉しいです。

夜ご飯は定番のカレー!
ですが、今回は特別、みんなで採ったタケノコ入りです。
タケノコがちょっと苦手な子も食べてくれました。

たくさん歩いて、走って、おなか一杯食べて、
五感をフルに使って里山を遊びつくした子どもたち。
今回、1年ぶりの子どもキャンプとあって、
子どもたちの成長がより感じられました。

また元気で会えることを楽しみに待っています!

担当:小野