【実施報告】第5回アドベンチャージュニア「山よそおう」

秋が深まるにつれ、富士山麓の山々は赤や黄色に色づき、鮮やかな紅葉に包まれます。
そんな爽やかな秋の富士山の大自然を体いっぱいに感じようと、10月10日~12日の2泊3日で活動を行いました。

1日目(10/10)

まずはみんなでお弁当を食べながら、仲間づくり。

オリエンテーションではスケジュールやルールを確認し、

「おいしい焼き芋を作りたい!」

「宝永火口トレッキング、登るのが少し大変そうだけど、頑張りたい」
と、一人ひとりが“どんな3日間にしたいか”を発表しました。

テントに荷物を入れ、装備を整えたら、秋探しウォークラリーをしました。
ホールアース自然学校のある里山・柚野で、チームごとに地図とコンパスを頼りにチェックポイントを巡っていきます。

はじめに子どもたちで相談して、「Zチーム」「赤トンボチーム」「えそえゆりチーム」の3チームに分かれました。

チェックポイントを見つけたら、「つよいぞ~」といったお題に合わせたポーズで写真を撮って、ポイントを獲得していきます。

“お寺で一人一句俳句を詠め!”というチェックポイントも。
「あか、きいろ きれいなはっぱ おちてくる」
「秋になり キンモクセイが きれいだな」
といった俳句を詠んでいました。

また、“地域のお店でおやつを食べる”というチェックポイントでは、柚野商店さんで焼きたての玄米だんごをおやつにいただきました。

「カマキリいたよ!」

「道はこっちで合ってるかな?」

「コスモス咲いてる!」

最後は結果発表。
優勝は多くのポイントをまわった「Zチーム」!
結果はそれぞれですが、仲間と声を掛け合い、協力して秋の里山を歩いて、秋探しと仲間づくりができたウォークラリーとなりました。

続いて、自由時間と夕食づくり。

自由時間にはおにごっこをしたり、犬のサトと触れ合ったりしていました。

夕食作りではバナナを切ったり、サラダを作ったり。

夕食は定番の富士山麓ジビエの鹿肉を使ったカレー。

富士山麓で増えてしまった鹿。
鹿を無駄にすることなく食べる意味をスタッフから聞きながら、いただきました。

食事後の食器洗いは、ホールアース流の水をなるべく汚さない方法で取り組みました。

あたりが暗くなってきたところで、夜の生き物探しへ。

ライトを片手に探検に行くと、ヤモリやナナフシ、バッタ、コオロギなど秋らしい虫たちをたくさん見つけることができました。

その後は入浴したり、今日あった出来事を日記に書いたりして、寝袋で就寝しました。

2日目(10/11)

この日も、雲一つない秋晴れ!
「おはよう!」と朝から元気な子も。

まずは朝食をいただきます。
食べ終えたら、食器を片づけたり、装備の準備をしたり。

また、お昼に食べるおにぎりをつくりました。
「塩にぎりにしよう!」と、それぞれ思い思いに握ったおにぎりをリュックに詰めて出発です。

向かう先は、宝永火口トレッキング!
車で富士宮口五合目を目指します。

近づいていくと、澄み渡る秋空と雄大な富士山が目の前に。
トイレ休憩を済ませて、ここからさらに車で上に上がっていきます。

富士宮口五合目に到着し、準備体操をしていよいよトレッキングスタート。

山伏の修行道と交差したり、ダケカンバの木が雪の重みで湾曲していたり。

富士山の溶岩を観察したりしながら、登っていきます。

やがて視界が開け、前の人の肩に手を置いて目を閉じて歩き―

「3・2・1、わー!」
目を開けると、眼下に宝永第二火口とそびえる宝永山の姿が!

約300年前、江戸まで火山灰を降らせた噴火の跡に驚きの声が上がります。

さらに急な斜面を登り、第一火口縁へ。
ここがこの日の一番の難関。

休憩をはさみつつも、全員が登り切りました。

第一火口の底に下り、お昼ごはん。

「山で食べるとおいしいね」
自分で握ったおにぎりを頬張りました。

最後にはやまびこチャレンジ!
コツを教わって、みんなで声をあわせて「やっほ」と叫ぶと、2~3回ほど反響してやまびこを聞くことができました。

帰り道では、森林限界の様子を観察したり、山頂へ続く登山道を眺めたり。
秋晴れの富士山をたっぷりと味わいました。

ホールアースに戻ったら、片づけをして動物のお世話。
交代でリードを持って犬のサトの散歩をしました。

その後は、自由時間と夕食作り。
宝永火口トレッキングで疲れているかと思いきや、だるまさんがころんだ等で遊んでいました。

辺りが少しずつ暗くなり、夕食の時間。

この日のメニューはチキン南蛮。
ホールアース農場で採れた、ゆで落花生なども出ました。

たくさん動いた分、食欲も旺盛なようでおかわりをたくさんしていました。

片づけを済ませたら、キャンプファイヤー!

火起こしから自分たちの手で行い、火を囲んで歌や踊りを楽しみました。
秋の夜に炎がゆらめき、楽しい時間となりました。

3日目(10/12)

まずは動物のお世話と朝食づくりに分かれて活動です。

動物のお世話では、富士山を望みながらサトの散歩を行いました。

朝食づくりでは、ヨーグルトを分けたり、台ふきをしたりしました。

食後は荷物整理とテントの掃除。

そして、予定よりもみんな早く終えることができたので、みんなでテントの片づけも行うことに。
「せーの」と声をあわせながら、テントを片づけていました。

続いて、焼き芋づくり。

まずは焚き火を起こします。
前日の自由時間に子どもたちが集めていた火の神(杉の葉)や、間伐材の薪を使います。

ナタや、キンドリングクラッカーを使って薪を割ります。

「あ、消えちゃった」
「この辺につけたらいいんじゃないかな」
大きな子ども(スタッフ)はあまり手を出さないようにし、子どもたちで考えながらマッチを擦りました。

何度かチャレンジしていくと、マッチの火が杉の葉に移り、火起こしに成功しました。
これを薪が燃えるようにしっかりと大きな火に成長させます。

火が安定したところで、さつまいもの準備へ。
美味しい焼き芋になるように、一つずつ洗って、湿らせたキッチンペーパーとアルミホイルで包みます。
それを焚き火にかけて、焼いていきます。

焚き火の火力をキープしたり、5分ごとに焼きムラを防ぐため、芋を転がしたり。

「すこし柔らかくなってきた」
しばらくすると、焼きあがってきたようです。
爪楊枝をさして、火の通り具合を確認しました。

「できたー!」
みんなでつくった焼き芋が完成しました。

「ほっくほくだね!」とたき火を囲みながら、頬張りました。

その後、昼食。

ホールアース農場や、富士宮市で作られた秋の野菜たっぷりのけんちんうどんをいただきました。

みんなで食べる最後のごはんを味わいました。

食器を片づけたら、おわりの会。

「宝永火口トレッキングは登るのが大変だったけれど、上で食べたおにぎりはめっちゃおいしかった」
「夜の生き物探しでたくさんの秋の虫を見つけられてうれしかった」
と、それぞれの3日間を振り返りました。

これで今回のキャンプはおしまい。
これ以上ないほどの素晴らしい秋晴れに恵まれ、秋色にそまり始めた富士山麓を満喫することができました。

アドベンチャージュニアは1年を通して開催しています!(詳しくはこちら)
次回第6回は「余すところなく頂く」をテーマに、11月14日(土)~11月15日(日)の1泊2日で行います。

またみんなと会えるのを楽しみにしています!
またねー!

今回のキャンプの実施概要はこちら
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投稿:目杉