富士山冒険学校、12日目!
いよいよ、終盤の終盤に差し掛かってまいりました!
さすがに疲れが溜まっている様子のこどもたちですが、
まだまだ遊ぶ気力は満タン!
朝ごはんのネバネバ丼をぺろりと平らげたみんなに、
どんなワクワクやドキドキが待っているのでしょう?
ということで今日は、柚野に伝わる伝統行事「川施餓鬼」に参加をしてきました!
川施餓鬼とは、「川で亡くなった方々を供養する法要」を意味します。
ここ柚野地区で数十年も続く伝統行事で、あいにくの雨ながら今年も総勢100名の子どもが集結する一大イベントとなりました!
とは言っても、ただ供養の行事を行うだけではなく、子どもたちが大好きなイベントが盛り沢山!
ということでまず最初は、流しそうめんとそこで使う箸・器つくりから!
「美味しい素麺をお腹いっぱい食べたい!」という熱い思いが彼らを突き動かし、
あっという間に大盛り用の器と大きな箸ができあがりました笑
さあいよいよ、なが~~~い流しそうめんのスタートです!
そこはさすがの富士冒軍団、最前列を集団でキープし臨戦態勢でした笑
ある意味、このキャンプの成果が出ているのでしょうか?笑
それにしても流しそうめんて不思議ですよね~どんどん食べれてしまいます!
これも、外でみんなでワイワイやりながら食べる効果でしょうか?
お腹も満たされた所で次は、供養の行事で使う松明づくりをしました。
家庭で使ったタオルを竹の芯に巻き、紐で縛ったものを作ります。
これが中々難しく、「できないよ~」と言いつつも根気強く頑張る子どもたちが印象的でした。
ここで一度、休憩タイムということでみんなでゲームをして遊びました!
後出しジャンケンや手合わせゲームなど、簡単でしょ~と思いきや実は難しいゲームに大歓声が上がっておりました!
ゲームで使った頭と体を冷やす最適なものは・・・そうかき氷!
雨が降ったりやんだりの天気でしたが、そんな状況も何のその。
「俺4杯目!」「私は3つも違う味を食べたの!」という謎の合戦が起きておりました笑
夏の定番といえば、スイカ割りも忘れてはいけません。
周りからの大歓声を受けながら見事!、スイカを撃ち抜いた強者もいました。
ピッタリ割れた瞬間、みているだけで気持ちいいですよね!
さていよいよ今回のメインイベント、川施餓鬼の法要に入ります。
まずは住職さんから、川施餓鬼の意味と、今日大切にしてほしいことのお話がありました。
「自分たちに利害関係のある人だけでなく、周りにいる全ての人々に思いやりを持ってほしい」という言葉に、
富士冒軍団の子どもたちも熱心に耳を傾けるのがわかりました。
お話の後は、自分たちで作った松明に火をつけ、歩いて芝川へと向かいます。
川に着いたら松明を集め、大きな火へと集めていきます。
「どうだった?」という言葉掛けはあえてしませんでしたが、
子どもたちの心の中にそれぞれ大きく感じるものがあったことでしょう。
さあ、川施餓鬼が終わるということは、富士山冒険学校もいよいよ終りが近づいてきた証拠です。
残り2日、スタッフも子どもたちも一丸となって、
最後の最後まで楽しみたいと思います!
お天気よ、どうか味方してください!
(まっつん)
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