「おはよー」「お腹空いたー」
と言って起きてきたみんな。
ホールアース自然学校では、普段決められた時間に従って生活しているみんなに、自然や地域・キャンプの中だからこそそれぞれが"夢中になる時間"を大切にしてほしいという想いから時計を設置しておらず、「何時何分に集合」「あと何分で〇〇するよ!」というような時計を意識した活動はしていません。
でも、だからこそ太陽が昇って、鳥たちのさえずりで目が覚めると、その時間はなんと6時前!!笑
朝ごはんの下ごしらえや昼間の活動の準備をするスタッフたち以上に早かったので、もう少しゆっくりしてもらって、6時半くらいからみんなで今日のお昼ごはん作り!!
今日は唯一、丸1日自由に遊べる日だからこそ、お昼ごはんもお外でみんなで食べれるおむすびを。
〇に△、あるときは□やせんべい型まで、自分の食べられる分だけ握ります!
それが終わったらいよいよお待ちかね、朝ごはん!!
今日の朝ごはんも湖南地域の夏野菜をふんだんに使ったメニューたち。
買ってきた物やお店で食べるごはんも美味しいけれど、旬の野菜と丁寧に作られた調味料でつくるごはんは本当に美味しい!
お腹がいっぱいになったところで、今日の活動の作戦会議!
午前中は少し雲が多くて、気温も肌寒い。
そんなときは、湖の活動を午後にまわして、午前中は大きな公園へ野遊びへ!
はじめは遊具に興味津々だった子どもたち。
だけど、人が作った道具にはだんだん飽きてきて、皆でゲーム大会と虫捕り大会!!
鬼ごっこや綱引き、虫取りではトノサマバッタやショウリョウバッタ、オニヤンマなども捕まえることができました!
(スタッフも思いきり遊び過ぎて写真が無くてごめんなさい)
身体をめいっぱい動かした後は、みんなが握ったお昼ごはん!
とっても近くで食べているのに、思い思いの場所やメンバーで食べるお昼ごはん。
青芝の香りと、初夏の日差し、涼しい風に吹かれて一層美味しかったね!!
午後はまた移動して、いよいよお待ちかね猪苗代湖へ!
みんなで準備運動をしたら、待ちきれずみんなが猪苗代湖にダイブ!!
陽射しは強くていい感じ。
だけど、風が吹くととっても寒い!
そんな中でもみんな本気で遊びました!!
とっても寒かったあとの温泉後の1枚。
心なしか"安堵"の表情が見える気がするのは、スタッフである私たちだけでしょうか?笑
拠点に帰ってきてからは少しの自由時間!
スタッフが用意する本格的な体験も必要だけど、
子どもたちには体験したことや感じたこと、そしてさらに深めるための「深化の時間」が必要であると考えます。
だからこそ、決め過ぎず、委ねすぎず、みんなで考えてみんなでサポートして、いろいろな活動を展開!
お昼寝をする子、日誌を書く子、スタッフにインタビューしてまわる子など、いろいろいましたが、
結局は、水辺の生き物や昆虫探しになるのは、自然の中に生きる彼らの魅力なんだと思います!
(特に水辺ですぐに捕まえられる貝類と、同じく陸上で簡単に捕まえられて形のおもしろいショウリョウバッタ、そして何と言ってもその姿と迫力がかっこいいオオカマキリが人気者でした!)
夜はホールアース自然学校恒例の「手づかみカレー!」
世界の半分以上の人たちは、人類の最も優れた道具である"手"を使ってご飯を食べていること。
そして、キャンプの定番のカレーは美味しいけれど油もたくさん。
ぼくたちわたしたちは美味しい食事の後に洗う食器、そして洗って出た水のその先の物語を伝えます。
普段はできない(やらない)体験を、みんなで一緒にやってみる。
"当たり前"や"日本のマナー"から考えると抵抗があるけれど、まずはやってみることを大切にして、たくさんの出会いをしてほしいのです。
最後の夜は、これまたお楽しみキャンプファイヤー!
人類進化の象徴である"火"を囲んで、みんなで楽しいゲーム大会!!
大人も子どもも本気で踊って楽しみました!!
クタクタになるくらい、みんなのやりたいことに応えた2日目。
楽しい思い出と少しのケンカやぶつかり合い、そして地球とケンカしてできた擦り傷と汚れた服は、一生懸命の証。
明日は最終日、みんなでまためいっぱい楽しんで帰ります!!
(わっきー:ホールアース自然学校 福島校)
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