小野川湖アドベンチャー2日目、ドキドキ冒険塾6日目を迎えました。
今日はひみつの島へみんなで遠征に行く日。

起きてまずは昼食用のおにぎり作りをしました。
自分の分をしっかり自分で作り、遠征準備も万端です。
　

その後は朝食の時間です。
今日の朝食はパンでしたが、一緒に出た豆乳スープに浸す『ヒタパン』が大流行でした。
　

ごはんを食べて力をつけたところで、いよいよ遠征の旅へ！
荷物を積み、カヤック(1人乗り)とカヌー(3～5人乗り)に乗り分けて、秘密の島を目指します。
自分たちの乗る船も自分たちで運ぶ。
自分の身体の倍以上もある船を、みんなで協力して岸辺まで運びました。
　

各艇、かけ声とともにいざ出発！！
道中、カヤック組は初めての漕艇に悪戦苦闘しながらも励ましあいながら進み、
カヌー組は舵取り役・かけ声役・主力となって漕ぐ役など、チームワークを抜群に発揮しながら進んでいきました。

そして漕ぎ続けること数十分...秘密の島へ到着！
着くやいなや、カヌーカヤックを漕ぐ者、ライフジャケットでプカプカ浮かぶ者、ダイビングポイントで飛び込む者など、
子どもたちは思い思いに湖遊びを楽しみました。
　

またその裏では、高学年の子を中心に暖を取るための火起こしを積極的にお手伝いし、寒い子たちを連れてきてくれる姿も見られ、
仲間のことを想う姿にスタッフも胸が熱くなりました。
　

夢中になって遊んでいたら、いつの間にかお昼に。
朝に作ったおにぎりで昼食にしました。
　

終盤はお代わり分のごはんをかけ、大じゃんけん大会も開催。
もちろんスタッフだってキャンプの仲間の一員。
子どもたちと一緒になって白熱した戦いに参戦しました。
激戦を勝ち抜いた子どもの喜びの表情がこちらです。
　

ごはんを食べた後は、引き続き湖遊び。
午前中にやった遊びに加え、水切りや生き物探しも新規登場！

昨日までの台風の影響もほとんど感じられず、
今日は1日中湖も穏やかな上、時折日差しも降り注ぐ中だったので、
とても充実した湖遊びとなりました。
　

湖を遊び尽くした一行は、協力しながらキャンプ場へ戻り。
お風呂でしっかりと体を温め、夕食までの時間はのんびりタイム。

遊び疲れた＆お風呂が気持ちよかったせいか、至るところで子どもたちのこんな姿が見られました笑
　

そしてみんながお待ちかねの夕食の時間です。
キャンプと言えば、そうカレーです。
ただし、ホールアース自然学校で食べるカレーは一味違います。
その名も『遊牧民カレー』です。

特徴はその食べ方。
この食事に限ってはすべて手づかみで食べます。
世界を見渡してみると、食事の際、日本のように箸やスプーンを使って食べる方が少数派で、手を使って食事をしている人たちの方が多数派です。
自分たちにとっては『当たり前』なことでも、実はそうではないということを実際に体験することで知ってほしい、
そしてこれからの未来を担っていくであろう子どもたちに様々な価値観に触れてほしいという願いも込めて行っています。
そんな説明もしっかりと聞いてくれたこともあり、みんな嫌がらずに手を使って食事をし、手で食べたからこそ分かるものを感じてもらえたのではないでしょうか。
　

ごはんの後は夜のお楽しみキャンプファイヤー。
資源を無駄にしないという観点から、薪も最小限の量で行うため、
キャンプファイヤーと言っても焚き火を囲むだけのものですが、
様々なゲームをすることで、火は小さくてもみんなの盛り上がりは最高潮！

キャンプ最後の夜、この仲間と過ごせる時間もあとわずか。
そんな中で最終夜に最高の思い出ができました。
　

今日は1日中遊び尽くしたせいか、子どもたちは今はすっかり夢の中。
大自然の中で過ごすキャンプも残すところあと1日。

最終日も思いっきり楽しもう！


ホールアース自然学校福島校
たるる