わくわく探検隊①2日目の朝、前日の疲れも子どもたちにとってはなんのそののようで、朝はみんなすっきりとした目覚めでした。
この日は楽しみにしている人も多かった、猪苗代湖で思いっきり遊ぶ日。
まずは昼食のおにぎり作りからスタートです。
いつもの食堂がおにぎり製造工場へ早変わり。
『自分のことは自分でやろう』のキャンプのルール通り、みんな自分の食べるおにぎりを自分で作ってくれました。
中には、おにぎりをにぎるのが初めてという子どももいましたが、みんな上手にできていましたよ。
そしてちょうどおにぎりを作り終えたときに、子どもたちは気づいたんです。
自分たちが座っていたイスの周りにできる人だかり。
なんとこんなところに羽化したばかりのセミが!
素敵なシーンに、しかもじっくりと観察できる環境で出会えるなんて。
今日は1日いいことがありそうな予感。
セミはそのままそっとしてあげて、自分たちは朝食の時間です。
今日の朝ごはんは自分の好きなジャムや具をはさんで食べるオープンサンドです。
お腹もいっぱいになったところで、支度をささっと済ませていざ猪苗代湖へ!
日本で4番目に大きい湖である猪苗代湖。
それをはじめて目にした子どもたちからは
「ひろーい!」「海だ、海!!」
といった歓声があがっていました。
お待ちかねの湖水浴!...の前に拠点となるテント作り。
自分たちの身体の何倍も大きいテントを、みんなで力を合わせて立ち上げました。
おっきな浮き輪につかまって遊んだり、貝殻を拾ったりもすれば...
みんなで手を繋いでプカプカ浮かんでみたり、浜辺で棒倒しをしたり、砂に埋められてみたり、生き物を探してみたり、
みんな思い思いに湖を楽しみました!
遊ぶのに夢中になってしまい、気づいたらあっという間にお昼の時間。
朝に作ったおにぎりを持って、湖畔でランチタイムです。
ごはんを食べた後は、引き続き湖で遊ぶ組と近くの森へ虫取りに行く組に分かれて遊びました。
湖でいっぱい遊んだあとは近くの温泉へ。
体をすっきりさせて宿泊場所まで帰ってきました。
今日の夕飯はホールアース自然学校名物『遊牧民カレー』です。
見た目はいたって普通ですが、特徴的なのはなんといってもその食べ方。
世界の大半を占める人たちが食事の際に"手"を使うことから、キャンプのこの時間だけ「手づかみ」での食事を体験します。
ホールアース自然学校では、「見て美味しい、触れて美味しい、香って美味しい、食べて美味しい」と5感のうち4つを使って食べるこの食べ方が、人間として大切な経験だと考えています。
日本ではお箸を上手に使って食べることがいわゆる"普通"のことですが、これからの時代を生きる子ども達に、一緒に生きていく世界の人たちの文化や多様性を、非日常の体験と驚きを通して知ってもらえたらと思います。
はじめは手で食べることに抵抗のあった子どもたちも、
一歩を踏み出して食べ始め、今までで一番お皿をきれいにしながら完食しました。
夕食の後は、夜のお楽しみキャンプファイヤーです。
キャンプ最後の夜。
今回と全く同じメンバーでできるキャンプはおそらく2度とありません。
だからこそ、今回ここで出逢えたメンバーは一生の宝物。
そんな仲間たちと、ぐるっと火を囲んで様々なゲームをして最後の夜を楽しみます。
とにかく遊びまくった1日を過ごした子どもたちは、その分疲れたのかすでに全員夢の中です。
いよいよ明日が最終日。
最後までわくわくなキャンプを楽しもう!
ホールアース自然学校福島校
たるる
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