いなわしろこサバイバルキャンプ2日目を迎えました!
今回のキャンプ、今までと一味違うところはご飯を自分たちの起こした火で作ること。
テント泊のため日が昇ると同時に目が覚めて、朝の行動開始もスムーズだったこともあり、起きてすぐに朝ごはんのための火起こしへ。
役割分担も自分たちで決めて、薪割り、火付け、調理を協力しながら行いました。
そして朝ごはんの時間。
自分たちで苦労しながら作ったご飯はいつもよりも一味も二味も違ったことでしょう。
今日は遠征で山登りにいく日。
朝ごはんを食べた後は昼ごはん作りです。
ここでもみんなで協力しながらおにぎりを作ってくれました。
お昼ごはんも作って準備万端!
いざ遠征へ出発しました。
車に揺られること数十分、いよいよ今回チャレンジする高旗山の登山口まで辿り着きました。
体も温まり、かけ声もかけたところでトレッキングスタートです。
道中は急な上り坂があったり、道が細いところもありましたが、
みんなで声を掛け合いながら、時には手を取り合って一緒に坂を登るなど、
ここでもみんなのチームワークはばつぐん!
途中で落ちていた松ぼっくりを拾ったり、「腰かけイス」となっていた木に座るなど、
自然を楽しむ心も忘れない賑やかなトレッキングとなりました。
そしていよいよ目指していた山頂へ到着!
みんなで協力して登った山、そして朝火起こしして自分たちで作ったご飯だったからこそ、
とってもおいしくてあっという間にお昼ご飯も平らげてしまいました。
大きな声で「やっほ!」(山びこを聞くためには「やっほー」と伸ばすより「やっほ」と言い切ったほうが分かりやすいのです)
今日は風も強く、残念ながらきれいな山びこを聞くことはできませんでしたが、山頂でできる楽しい思い出ができました。
その後の下山もみんなで手を取り合い、声を掛け合いながら、全員がケガすることもリタイヤすることもなく帰ってきました。
みんなのチームワークと根性に私たちスタッフもびっくりしたと同時に、感動すらも覚えるトレッキングとなりました。
下山した後は近くの温泉に寄って心も体もリフレッシュして猪苗代湖へリターン。
そして休む間もなく夕食作りの時間。
昨日に引き続き、近くの森で薪拾いをしてから火起こしの準備へ。
夕食作りも役割分担をして、みんなで協力して作ってくれました。
できあがって夕飯の時間にはあたりはすっかり夜。
それだけがんばって作った今夜のメニューは「遊牧民カレー」です。
ホールアース自然学校名物と言ってもいいこの遊牧民カレー。
特徴的なのはなんといってもその食べ方にあります。
世界の大半を占める人たちが食事の際に"手"を使うことから、キャンプのこの時間だけ「手づかみ」での食事を体験します。
ホールアース自然学校では、「見て美味しい、触れて美味しい、香って美味しい、食べて美味しい」と5感のうち4つを使って食べるこの食べ方が、人間として大切な経験だと考えています。
日本ではお箸を上手に使って食べることがいわゆる"普通"のことですが、これからの時代を生きる子ども達に、一緒に生きていく世界の人たちの文化や多様性を、非日常の体験と驚きを通して知ってもらえたらと思います。
夕食の後は、夜のお楽しみのキャンプファイヤー!
明日はキャンプ最終日でここで会った友達ともお別れ。みんなとゆっくり話せるのも今夜が最後。
そんなキャンプ最後の夜だからこそ、キャンプファイヤーではいろんなゲームを通して、
仲間との最後の夜を思いっきり楽しみます。
1日中思いっきり体を動かしたからか、今夜はみんなぐっすり眠っているようです。
とうとう明日は最終日。
最後までこのキャンプをみんなで楽しんでいこー!
ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる
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