わくわく探検隊スペシャル、2日目の朝はお昼ごはんづくりからスタート！

お昼ごはんとなるサンドイッチをみんな自分達の手でつくりました。

 
昨晩もたくさん食べたけれど、朝にはお腹ぺこぺこな子ども達。
「いただきます」の掛け声にも力が入ります。

昨夜はホームシックになることも、ドタバタとうるさくすることもなく、すんなりと寝たのでみんなの元気も100％。

朝ごはんももりもり食べました！！

・・・一方で昨日の疲れか「元気だけど少し休んだり、料理の手伝いをしたい」とのニーズも。

そこでみんなで川遊びに行く予定を急遽変更して、活動内容をフリーチョイスに！！

　・生き物がたくさんいる川遊び
　・たるる料理長と一緒にお料理する
　・広い校庭で野遊び

に分かれて活動開始！
天気も湖南町は曇ったり晴れたりを繰り返していたので、暑過ぎずとっても過ごしやすい気候！
熱中症対策の塩飴も常備しての活動です。

川に着いた一同は、はじめは生き物の捕まえ方に疎く、小魚や海老くらいしか捕まえられなかったのですが、徐々に技術を上げて、ミズカマキリにコオイムシ、ドジョウやヌタウナギ（？）なども捕まえました！

 
大物を捕まえるたびにあがる歓声。

集い観察しあって、喜びを分かち合うみんなの姿がとても印象的でした。

料理長のアシスタントメンバーは、本日の夜のメインディッシュ、ゴーヤチャンプルーの食材をほぼすべて切ってくれました！
「家でもお手伝いするの？」と聞くと「３ヶ月に１ぺんくらい」なんて答える子もいるのですが、みんなとても楽しそうにお手伝いしてくれました！
（ちなみにゴーヤは苦味を少なくするため、料理長があらゆる手段を講じるために別切りしました！）

そして校庭では、ひとしきりみんなで遊んだ後、なんと以前のキャンプで忘れ去られた木上のボールを発見！
そのときのスタッフでも取るのを諦めた、ミッションインポッシブル（遂行不可能な作戦！）
一致団結して試行錯誤しながら課題解決に取り組みました。（結果は木上のボールが物悲しく語りかけてきています）

そしてお昼ごはんはいつもの食卓でみんな手作りのサンドイッチを！

午後にはみんなで猪苗代湖へ。

思い思いに猪苗代湖で泳いだり、湖岸の森で虫を捕まえたり、流れ入る川で魚を捕まえたり、タイヤチューブに揺られたり、ハンモックでのんびりしたり・・・

対格差と体力差を考えて活動を選んで、みんなお互いに協力し合って素敵な活動となりました。

午前・午後と遊びつくしたみんなは、湖から帰ってちょっとだけ休憩タイム。

秘密基地（泊るところをそう呼んでいます）の中でのんびりした後は、お待ちかねの地域の温泉へ！
昨日今日の汚れや疲れを癒しました。

そしてお風呂のあとはいよいよ明日、3日目の予定を決めるための話し合いを実施。
何がしたいのか、なぜやりたいのかなどを各自発表してもらいました。

夕ご飯を議論するグループで一緒に食べながら考える時間。
だけど今夜も思いっきり遊んだおかげでお腹はぺこぺこ。
ご飯が全部なくなるほどのおかわりラッシュでした。

・・・

こういった議論は、多数決で決めようと思えば簡単なことです。
しかし、みんなに「（手を挙げる）数が多い意見が一番素晴らしいか」を問えば「そんなことはなくて、みんなそれぞれに魅力があること」
さらに「自分が大切にしていることや、好きなことを否定されたらどう思うか」を問えば「悲しい気持ちになる」ととても大切な事を理解しています。

自分の意見だけでなく、相手の意見にも耳を傾け、お互いが納得する解を導きだすことはとても大切ですが、合理性の面から必ずしも多く行われていることかというとそうではありません。

キャンプの中ですべてできるとは言えませんが、できるだけこのような環境を作っていきたいと思うのです。

みんながどんな理由でどんなことをやりたいのかをそれぞれ聞くことができたので、あとは明日の天候やみんなの調子を考慮して何をするのか決めていきます。何をするかは明日のお楽しみ！

夕食後は夜のお楽しみプログラムとして肝試しへ。
近くの学校へみんなでGO！

ひとりでは歩けないけど、仲間と一緒ならチャレンジできる子。
おどかされるのは怖いけど、夜そのままの姿ならばチャレンジできる子。
おどかされても、怖くてもひとりでチャレンジできる子。

みんなそれぞれに自分の中の小さくとも大きな一歩を踏み出していて、

挑戦を終えた子達の顔は、なんとなくどこか誇らしげで、みんなも満足だった様子！

今夜は疲れもあってか、就寝を促して15分とたたずにみんなぐっすり寝ています。
明日はいよいよ遠征の日。さぁてどんな一日になるだろう？今から楽しみです！

ホールアース自然学校福島校　　わっきー