やってまいりました7日目!!
今朝はここまでの疲れを存分に癒すことと、お祭りのための体力を回復するために、だいぶ遅い朝となりました。
今日まで個人個人のやりたいことをいろいろな形で叶えてきました。
ひとりひとりの好奇心や興味関心の向く先はもちろん違っていて、そのひとつひとつにワクワクドキドキが詰まっていました。
そんな個人の挑戦の時間から生まれた「お祭り」という名の集大成。
現実のものとする1日が始まりました。
まずはずっと今日まで失敗し続けてきた、ご飯炊きを。
試行錯誤を続けた先に、本日念願の美味しいご飯が炊けました!
美味しい朝ごはんを食べながら、美味しいごはん談義(笑)
「つや姫(お米の品種)が美味しい」
「(羽釜で炊いたご飯は)甘い」
「おこげがとってもいい香り」などなど
そこで、羽釜で美味しいご飯が炊けると「かに穴」が空くんだよーと伝えると「次はそれがやりたい!」となって、お昼ごはんの米炊きも楽しみに!!
さらに話はやっぱり今日のお祭りの話になり・・・
みんなで夜に備えて、行けていなかった温泉に行こう!という話になりました。
肌荒れのあるメンバーがいるので、快復するようにとアルカリのトロトロ温泉へ向かいます。
あがってみると、嬉しいことに職員の方が捕まえたカブトムシを見せてくれました!
「観察のために持って帰っていいよ」と言われると、メンバー大歓喜(笑)
持ち帰って観察していました(しかし、狭いケースが可哀そうということで、すぐに離してあげました)
さぁ、祭りの前の昼食に、みんなで「かに穴」の空いたご飯を目指して火起こしを。
「男子、三日会わざれば括目して見よ」の故事成語ではありませんが、本当に見違えるように上手になってきました。
なんと朝に続いて、1回で火付けに成功!!
いよいよ、どんなお米が炊けているのかみんなでカウントダウン。
すると・・・
とっても美味しそうな、かに穴の空いたご飯ができました!!
「お米が立っている」状態がどんなものか、口では説明できないようでしたが、その美味しさと喜びに満ち溢れた昼食となりました。
そしていよいよ、お祭りの準備が始まります。
昨日の夜に各自話し合って、何より自分たちが楽しむことのできる少人数の今までに無いお祭りの形を実現すること。そして、地域の方々やキャンプに関わってくれた人たちに来てもらうこと。
ちょうど市議会選挙の日と重なっていて、関わってもらった地域の要職の方々は忙しくてなかなか多くの人に集まってもらうことは難しかったですが、湖南地区全体の会長さんや一緒にキャンプをしたボランティアの人たちが来てくれるということになって、みんなの準備にも熱が入ります。
さらに今回はホールアース自然学校でのお祭りということもあって、いろいろな「素」を使わず材料から手作り。
だしをとってみたり、生クリームやカスタードクリームを作るなど、みんなたくさんのはじめてに挑戦しました。
きっとみんないろんな美味しいものの作り方を覚えてくれたはず!
そして、第一のお客さんが来てくれてお祭り開始!!
みんなで決めたシフト表に基づいてか基づかずか、店番の子たちも入れ代わり立ち代わり接客とお客さん側を行ったり来たり(笑)
みんなで作った「お祭りだけで使えるお金」も、チケットのような感じで、どうなることやらと思いながらも、なんとか経済が回っている様子。
「お金が風で飛んだ!」
「お金が稼げないから食べに行けない!(ものの数分で解決しましたが)」
「隣の店とお金が混ざりました」
「隣の店の店主がお金を持っていっちゃいました」などなど
面白事件、珍事件も起きつつ、いろんな役割をみんなで進めて、お祭りは大盛り上がり。
あたりも暗くなってからも続き、最後にはなぜか腕相撲大会にもなって、音楽に乗って踊り狂うメンバーも(笑)
そうこうしていると突然の暗転。
ハッピーバースデートゥーユー!!
実はバタバタと猪苗代湖に泊まってBBQをしていたあの日、ひとりのメンバーが誕生日を迎えていました!
その当日にはどうしてもお祝いできなかったので、このお祭りの最後のシーンを借りて、スタッフからサプライズのお祝いケーキ!
甘いものがあまり得意でないというその子に合わせて、バナナチョコケーキでお祝いです!
そして、食べ終わったら流れてくる「ほたるの光」笑
お祭りも終わり、みんなでお片付けタイムでした。
すべてが終わると、いつもの夜のアナウンス。
どんな時間を過ごしたいか、仲間を思いやってどんな行動をすればよいか。
仲間たちと、とっても素敵な時間を過ごしてほしい。
とはいっても、たくさんの準備と接客と片づけをやりきった1日。
今ではみんなぐっすり。
明日で7泊8日もいよいよ最終日。
みんなとどんな時間をふりかえることができるのか。
たくさんの楽しさや喜びと共に、たくさんの葛藤もあった8日間。
どんな1日になるのかな。
ホールアース自然学校福島校
和田わっきー
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