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19ドキドキ冒険塾最終日~ふくしま遊牧民キャンプ~【ホールアース自然学校福島校】

2019年8月12日

長いようで短かった7泊8日のキャンプもとうとう最終日。

今朝は自分たちの荷物の片付けを。
前日の夜にすでに整理を終えていた子たちも多く、スムーズに進んでいきました。

終わった子たちから、朝は思い思いの時間を過ごしていました。

昨日の夜に希望を取ったときには「もういい~」と言っていたみんなでしたが、
いざ薪と羽釜を目の前にすると、沸々とやる気が起きて最後のご飯炊きをする子たち。
結果、今朝も美味しいかに穴空きのご飯が炊けました!!

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「夏休みの1行日記の為にしおり書いておかなきゃ!」という子も。笑
のんびりしつつ、みんなで過ごすとてもいい時間でした。

キャンプ最後の朝ごはん。
ご飯を食べながら、会話が尽きることはなく、とってもにぎやかな時間でした!

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続いては、本来ならフリーチョイスの時間ですが、今回はみんなで決めたもう1イベント!!

それが「流す!!!」

流すものといえば、流しそうめんがメジャーですが、いろんなものを流してみたい!というみんなのリクエストにお応えして、まずはみんなで竹から流すトイを作ることに。

昔から「木元、竹裏(きもと、たけうら)」という言葉があり、木は根元から割る方がよく、竹はその裏(先)から割る方がよい」なんて小話をしながら、みんな思い思いの関わり方で竹を加工していきます。

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自分の本意で無いとき。やりたくないことをやるとき。
平等に参画し、平等に労働力を提供することを求めます。

ただ、自分がやりたいことをやるときは、誰がやっていようとなかろうと、やるもの・・・
なんて、そんな理想通りに事は進まず「流す!!!」はやりたいけど、加工は大変。

いろんな葛藤が個人の中にありつつも、各人の多様な関わりながらできた竹のトイ。

そしてお待ちかねの「流す!!!」タイム。


キャンプファイヤーのときの掛け声よろしく「出てこいや~」の掛け声で、

・めんつゆで食べるうどん
・同じく、そうめん
・湖南の区長会長さん自慢のきゅうりとトマト
・さらに、担担麺風のラーメン
・そして夏の風物詩のスイカ
・さらには同じく福島の桃!!

そんなラインナップを大いに楽しんで、最後の昼食となりました。

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最後は「おわりの会」

秘密基地の中で今日までの8日間をふりかえります。

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最後にはひとりひとりからみんなに向けて言葉を。
みんなに聞いてみたら、以下のようなことを聴いてみたいとのリクエスト。

・楽しかったこと
・一番美味しかったごはん
・チャレンジしたこと(できた・できないにかかわらず)
・みんなにひとこと

同じ場所で同じ時間を過ごしても、葛藤や苦労、喜びや嬉しさ、楽しさはみんな違うはず。
だからこそ、自分の言葉で、みんなの前で、言葉にすることの大切さがあります。

みんなでやったお祭りのこと。
みんなで食べたごはんのこと。
みんなで行った冒険の先のこと。

これまでのことに加えて、

「今度は泳ぎで勝ちたい」
「またみんなこのキャンプに来てね」
「またみんなに会いたい」

といった、これからのことを話す子も。

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いつの日だったか「まだ○日もあるね~」から「もうあと○日か~」
という時間の認識の変化が訪れたのは。

子ども達ひとりひとり違う感じ方と、ひとりひとり違う言葉の選び方。

8日間。
その時間は、楽しい嬉しいだけで過ごすことは決してできない、本当に「生活」を共にする時間。

うまくいかなかったときや、大変なことにぶつかると、
「もう家に帰りたい」と口にする子も少なからずいました。

ときには言葉が荒れ、行動が荒れることもあります。
ときには涙を流し、悔しい思いをすることもあります。

それでも、最後には笑って、みんなで終えることができた8日間。

大きい子どもとして関わってきた8日間。
小さな大人としての階段をのぼる彼ら彼女らにとって、この8日間がこの夏の大きな大きな宝物となりますように。

みんな本当にありがとう。また会う日まで!!

最後の集合写真は名残惜しくてテイク4まで(笑)←4回撮影しましたという意

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ホールアース自然学校福島校
和田わっきー


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