新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではありませんが、
子ども達の成長に待ったはないため、この1年の時の重大さを真摯に受け止めつつ、慎重な議論を重ねた結果、
感染症対策を十分に施し、参加者の皆様にも参加前の検温などのご協力いただきながら
今夏の「ふくしま遊牧民キャンプ」を開催することとなりました。
詳しくはこちらのFacebook投稿もご参照下さい。
ーーーーーーーーーー
2020年異例の夏休み、福島校2本目のキャンプがはじまりました!!
急遽開催を決定した夏休み2本目のキャンプに5人の仲間たちが集まってくれました。
その全員がなんと女子!!ということで、なんとびっくり女子キャンプの始まりです。
自分の足で歩いてたどり着いたキャンプ場では、まず名札とバンダナ作成へ。
スタッフがひとつひとつ削って作った名札と、オリジナルデザインのバンダナをプレゼント。
みんな思い思いの場所に身に着けて、キャンプの仲間となりました!
そしてはじまるウェルカムお昼ごはん(?)。
今回のキャンプ最初のメニューは夏を感じる梅シソパスタ!
「お腹すいてな~い」とか言っていた子たちも、シンプルさっぱりとした味だったからか、おかわして食べる子たちも続出!!
これからの活動の為にたくさん食べましたー!!!
そのあとは、ホールアース流のお片付け。
自分たちが良ければそれでいいのではなく、自分たちの行動の先にいる人たちを思いやる。
「お皿の汚れは最終的にはどこにいってしまうの?」
ひとりひとりが考えて、汚れた水をきれいにするために誰かが頑張っていることに感謝して、1回1回の食事の片づけを丁寧にやっていきます。
お皿に残った食べかすはできるだけ食べる。
それでも残ってしまったものはヘラで丁寧に取り除く。
最後に残る油汚れは、着なくなったシャツなどの切れ端を使って丁寧に拭き取る。
昔ながらのお米のとぎ汁や重曹を使って、お皿の汚れをきれいに流し、
最終消毒は、スタッフの方で煮沸とアルコールの2段構え。
思いっきり楽しむキャンプの中での、丁寧な生活から得られる学びに価値をおいて。
ひとりひとりに考えながらお皿を洗ってもらう時間。
そんな片付けがしっかりと終えられた後に、ようやくはじまりの会!
はじめてのキャンプ、初めてのキャンプ場。。。
初めての場所でどんなことをするのか。
ドキドキワクワクと不安が入り混じりつつも、和気あいあいと。
そんな中でのスケジュール発表は・・・
そう!!
この夏のキャンプは、みんなの想いをカタチにするキャンプ!!
だからこそ「いつ」「何をやるか」はみんなで一緒に考えていくスタイル。
今回は「とりあえず湖!!カヌー!!!」の声が多かったので、
他のスケジュールは後回しにして、天気のよくなった今に飛び出せ湖!!
みんなで湖に入る準備をして、湖の活動に・・・
入る前に、みんなの名前や興味関心を聞く自己紹介タイム!
終わったら一目散に皆で湖に走りました!!笑
みんなで力を合わせて運んだ重い重いカヌー・カヤック!!
イチからライフジャケット装着方法を学び、ちょっと変わった(?)準備運動もして、
漕艇の方法も学んで準備万端!!
カヌー・カヤックで大海原ならぬ大湖原(笑)へ漕ぎだしました!!
みんなで漕いで、交換して、泳いで、水掛け合って、思う存分遊びました!!!
思い切り遊んだ後は、冷えた身体を大きなお風呂で温めて、のんびりタイムへ。
思い思いにハンモックに揺られるなどの時間。
(わずかな時間だったのに、途中からハンモックがブランコと化していましたが笑)
のんびりしつつも、このキャンプ中ずっと使う竹のマイ箸を作ります。
竹を割って、切って、削って。
「緑のところを残したらおしゃれかな」「すべすべにしたい」
「かたいところは指で押さえながらするといいよ」
自分たちなりのいろんな工夫と助け合いをしながら、無事にみんなの箸ができあがりました!!
今回の夕ご飯からマイ竹箸でのごはん!
夏野菜たっぷりの麻婆豆風(まーぼーどうふう)はとっても好評でした!!
実際に使って
「食べやすい」「食べにくい」
「重い」「軽い」「丸い」「四角い」
いろいろあったようですが、イマイチなところがあったら、自分で直せることも手作りの良さ。
また時間のある時に直しましょー
ご飯の後はまたしっかりとお片付け。
そしてお待ちかねの夜のプログラムの時間!!
今回は前半にみんなで夜の湖や森を探検して、帰りに(希望者で)夜の森をソロで帰ってくる肝試し(?)に決定!
まずは夜の湖へ。
見事夜の目になったみんなには、昼間思い切り遊んだ湖の水平線と、山の輪郭ははっきりと見えたようでした。
そして森を進み、帰りはソロの時間。
ネイティブアメリカンの成人の儀で行われるものをとーーーーっても簡単にしているもので、夜の森を感じて歩いてもらう時間。
でもそれが、日常の夜の明るさとみんなで活動することに慣れた子どもたちにとってはとっても大冒険。
昼間に歩いたらわずかの距離も、ひとりまたはふたりで恐る恐る歩いて帰ってきます。
(明かりのない大自然の中での活動のため、写真の撮影はできませんでした。ご了承ください。)
初日から盛りだくさんの1日。
今頃は楽しみにしていた寝袋の中でぐっすり!!
さぁて、明日のみんなの希望はどのようになるのか。
こうご期待!!
この記事へのコメント (0)