新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではありませんが、
子ども達の成長に待ったはないため、この1年の時の重大さを真摯に受け止めつつ、慎重な議論を重ねた結果、
感染症対策を十分に施し、参加者の皆様にも参加前の検温などのご協力いただきながら
今夏の「ふくしま遊牧民キャンプ」を開催することとなりました。
詳しくはこちらのFacebook投稿もご参照下さい。
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最終日の朝は、いつも静かな静かなテント。
2日間を全力で駆け抜けた子どもたちの体力が一度尽きて、休息に入る朝です。笑
やっとのことで起きだした子どもたちと一緒に、最終日はみんなで使った施設のお掃除を。
普段は面倒だと感じてしまう掃除だからこそ、朝でもひとつのチャレンジを。
ここまで一緒に過ごしてきた5人だったからこそ、その役割分担もみんなに話し合って決めてもらいました。
「ダイニング」「お風呂」「テント」に分かれて掃除をするのですが、普段は誰かが決めてくれて、自分たちで決めるとしてもじゃんけんか多数決。
そんな中で、話し合うことはとっても難しかったと思いますが、難しいものを難しいと認識することも大切だと思ってあえて。
結果、お姉さんたちが大変なお風呂掃除を。
小さな子たちが3人でテント掃除をして、その後ダイニングを掃除することになりました。
眠い目をこすりながら、なんとか掃除を終えて、やっと朝ごはん。
お掃除中も「お腹空いた~」の連続(笑)
女子キャンプなのに?だからこそ?の食欲旺盛、もりもりキャンプでした(笑)
最終日ともなると、お皿を拭く技術もだいぶ上手に。
普段は洗剤とスポンジと誰かがしてくれているお皿の掃除をみんなの手で。
この時間ぐらいになってくると目も冴えてきて、和気あいあいと話しながらも手は動く。
しっかりと丁寧にすることができました。
そのあとは最後の遊ぶ時間。
思い残すことが無いように、個人個人がしたいことを存分にして遊びつくしました!!
(まだまだ飛び込みや木登り、腕相撲や指相撲、やりたいことはありすぎて足りなかったようですが・・・笑)
そしてあっという間に最後のお昼ごはん。
夏らしい冷やし中華と、福島の夏の果物といえば桃!!
みんなで動いた分、お腹いっぱい食べました!!
最後はお別れの会をするためにみんなでイスを外に運び出して、ふりかえりの時間。
同じ場所で同じ時間、同じ体験をしていても、感じることや思うことは全く違う。
だからこそ、3日間の活動を思い返して、今の自分をふりかえること。
そして、その気持ちや感想、チャレンジしたことや楽しかったことを分かち合います。
いま、どんな気持ちか。(成功や失敗、得意苦手関係なく)チャレンジしたこと。楽しかったこと、またやりたいことなど。
子ども達は生まれて初めて、親という第一の大人に出会います。
そして、成長と共に、祖父母や先生など肩書を持った第二の大人達に出会います。
だからこそ、私たちは、肩書を持たない「大きな子ども」として、こんな大人の姿もあっていいと伝えています。
みんなの「好奇心」や「やりたい!」、「気持ち」を大切に走った3日間。
最初はうまく出てこなかった子も、自分からダイニングを飛び出していくようになりました。
こんな少人数でも、おそらくまったく同じメンバーでキャンプをすることは二度とない、本当の一度一会の夏の3日間。
本当にありがとう、また逢う日まで!!
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