あっという間に最終日となりました！
２泊３日は本当にびっくりするくらい早い。

子ども達にとっては慣れてきたと思ったら最終日といった感じでしょう。

今朝は２日目の朝とはうって変わって、起こすまでみんなぐっすり。
ずーっと寝息が聞こえていました。

そんな中、ゆっくりと起きてもらって、まずは身辺整理から。
２日間使ってきた自分の持ち物を整理して、寝袋や銀マットも。

そのあとはみんなで使った場所のお掃除を。
みんな一生懸命きれいにしてくれました！！

みんなで協力して、やっとのことで朝ごはん！
仲良くなって会話盛り上がるタイミングなのですが、このご時勢なかなか神経を使うのが食事シーン。。食べてマスクをしてからみんなで楽しい談笑タイムとなりました。

最終日はおなじみのフリーチョイス※の時間。

※３日間でやり残したことが無いか確認して、自分たちの「まだまだやりたい」を叶える時間。

今回は、中でのんびりするチームと、外で焚き火をするチームに！！

中でのんびりチームは、これまでの活動をふりかえって笑ったりしながら、お絵かきやジェンガ、そして最後はみんなで折り紙にドはまりしていました！

焚き火チームはというと、まさかの雪の中でイチからの火起こしに挑戦。

　
ホールアースの火おこしは、ゼロからイチ（火種を作るところ）よりもイチを育てる（火種から育てて、しっかりと煮炊きや暖を取るまでに育てることに重きを置いています。

なので、マッチを使って火おこしをするのですが、使えるのはナタと薪と皮手袋のみ。
あとは試行錯誤して、しっかりと大きな火にしていきます。

火の赤ちゃんを育てる「子育て方式」がホールアース流。

何度かキャンプに参加している子たちも、まだまだ完ぺきではないけれど、少しずつエッセンスを学んで実践してくれていて。

はじめての子たちも皆一緒に「ミルク足りない！」「離乳食作って！」と互いに声をかけあって取り組んで、最後はスタッフの手伝いもあって、無事に火を起こすことができました！

かじかんだ手も少しやわらいで、和気あいあいととっても楽しい時間でした！！

そして最後のお昼ごはん。

活動こそ激しいものはありませんでしたが、みんなお腹はぺこぺこだったようで、
みんなで美味しく最後のパスタをきれいにたいらげました！！

最後のごちそうさまもほぼ全員のおさえた掛け声で！

キャンプの終わりには「終わりの会」を。
ただ過ぎ去っていく体験にしないように、３日間をふりかえる時間。
ホールアースのキャンプでとても大切にしている時間。

チャレンジしたことや楽しかったこと。
そして、これからにつながることを自分の言葉でみんなに伝える時間です。

今回も少人数でのキャンプだったので、トーキングスティック（というなのプロッキーですが）形式で、ひとりひとりの言葉に耳を傾けました。
みんな堂々と、そしてはっきりとみんなの前で発表してくれました。

最後には大きな子ども達からもメッセージを伝えて、ありがとうを言って解散！！

いろんなやりたいを叶え、そしていろんな楽しいを共有した３日間。

普段便利な生活の中にいるからこそ、時には不便で工夫やチャレンジが必要な環境に身を置くこと。

そして、自分たちのやさしさやできることの数だけじゃない、器を広げていくこと。

今の時代を生きるみんなと共に、私たちも成長させていってもらおうと思います。

また会う日まで！！

ホールアース自然学校福島校

わっきー