最終日。
2泊3日は本当にあっという間で、子ども達からは、
「1週間にしてほしい」何なら「1カ月居たい」なんて声も。
そんな言葉だけでなく、子ども達の何気ないひと言や、冗談半分の言葉からもいろいろな気づきと示唆をもらうことがあって、そんな出会いが私たちの原動力になっています。
さて、今朝もみんな起こすまでぐっすり。
起きても、なんと今朝の外の気温は-10℃!
部屋の中も暖めているものの、寝起きには寒く感じる為か、身辺整理もスローペース(笑)
2日間使った自分の持ち物を整理整頓、さらに自分達の部屋のお掃除も。
いろんなペースの子達がいますが、みんな協力してきれいにしてくれました。
それが終わったら朝ごはん!
2日間で、学年問わず仲良くなって、最終日のテンションもあって盛り上がるタイミングなのですが、なかなか神経を使うのがこのご時勢の食事。
お話はしっかり食べて、おかわりをして、マスクをしてから!
そして最終日はおなじみのフリーチョイス※。
※3日間に子ども達にやり残したことを確認して、自分たちの「やりたい」を実現していく時間を呼びます。
新年1本目の今回は、外でソリ滑りや雪遊びをするチームと、中でのんびりするチームに分かれました!
外に繰り出したチームは、少人数ながら昨日自分達で作った滑り台から何度も何度も滑り降り、大きな子どもに嬉々として雪玉をぶつけ、かまくらを家に見立てつつ、まつぼっくりの唐揚げを作るという遊びに興じました!笑
中でのんびりチームは、これまでの活動の話で盛り上がったりしながら、カードゲームに夢中!そして男子たちがドはまりした、室内かくれんぼが大流行!
最後には全員でかくれんぼ大会となっておりました!
※複数の活動に分かれたため、写真が少なくすみません。。
そしていよいよ最後のお昼ごはん。
坦々風ラーメンだったこともあって、みんなでツルっと余すことなく平らげました!
はじまりがあれば終わりがある。
キャンプの終わりには「終わりの会」を。
体験は、改めてふりかえって、そのときどんなことを感じたのか、自分の中の感情に気づき、その細部を味わうことで自分の身の中に浸透していくものだと考えています。
だからこそ、キャンプの最後に大切にしているのが、全員で3日間をふりかえって、ひとりひとり自分の言葉で、楽しかったことや嬉しかったこと、挑戦したことやみんなへのひと言を伝えてもらうこと。
コロナの影響もあって、少人数でのキャンプが続きますが、嬉しい事のひとつに、この時間、ひとりひとりの言葉にしっかりと耳を傾けられることがあります。まさに災い転じて福。
まずは3日間をみんなで思い出しながら振り返っている様子。
そしてひとりひとりの発表。みんな堂々と、はっきりと全員の前で発表してくれました。
最後には大きな子ども達からもひとりずつメッセージを伝えて、今日まで遊び・共に過ごしてきた「自然・生き物・仲間」にありがとうを言って解散!!
大寒波のくる中、協力し合って、文字通り全身全霊で楽しんだ3日間。
普段快適な家の中だったり、便利な環境にいるからこそ、時には不便で工夫やチャレンジが必要で、人間が動物として本来持つであろう本能を揺さぶるような環境に身を置くこと。
そして、人がひとりでは生きて生きにくく、自分の強みで人を助けて、相手の得意なことで自分の苦手なことを補ってもらう。
そんな経験が、これからの時代を生き抜く、本当の意味での「自立」=「頼りあう」として形作られていくのではないでしょうか。
今と未来を生きるみんなと共に、私たちスタッフ一同も日々成長させてもらいます。
今頃は安心できる場所でぐっすり眠っているのかな?
みんな、また会う日まで!!
わっきー
※子どもたちよりキャンプで食べたメニューのレシピが知りたいという声をいただきました。
要望のあった2つのメニューのレシピの写真を載せますので、ぜひおうちでも作ってみてね!
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