今年度は当方の都合ながら、事務所の引っ越し等の影響で長期キャンプが催行できず。
久方ぶりの単独開催、裏磐梯アドベンチャーです!!
今年も100人が活動できる開放型のウッドダイニングを利用しての活動となります。
まずはオリジナルの名札づくりとバンダナ配布から。
スタッフがひとつひとつ手作りする名札に、このキャンプで自分が呼んでもらいたい名前を書いて完成!!
ホールアース恒例のウェルカムお昼ごはん!!
高学年キャンプということもあって、過去にキャンプで一緒になった子たちもいて、最初からテンションの高い面々も。
しかしこのご時世。申し訳ないけど、食事は皆で黙食です。
お腹いっぱい食べた後には、ホールアース流の食器洗い。
このキャンプ場は、ニイミ式という浄化槽とは違った自然の浄化力を最大限に活かす排水処理の手法を使っているため、なるだけ環境負荷のかからない方法での片づけが必要です。
この自然のシステムに合わせて設計されたキャンプ場は、この場所を使う人たちが毎年整備する場所。
素敵な環境を守るのは、整える人はもちろん、使う人たちの協力も必要不可欠。
みんなしっかりと片付けてくれました。
そしてはじまったはじまりの会。
キャンプの掟や、3日間を共に過ごす仲間たちの自己紹介の時間。
元々しっかりと自分のことを話せていた子達はよりしっかりと、
そしてかつては恥ずかしくて話せなかった子や、苦手としていた子もしっかりと。
みんなの成長とたくましくなった姿の見える瞬間でした。
そして待ちに待ったリバーウォークへ。
ライフジャケットにヘルメット、少し普段と違った装備に身が引き締まる子も・・・いたかな?笑
福島が誇る名瀑、小野川不動滝を目指すこの冒険。
道中は和気あいあいと進みつつ、入渓(沢に入るタイミング)では真剣に。
今回、少々装備がおぼつかない子がいてヒヤヒヤしつつも、みんなで協力しながら進んでいきます。
はじめてのリバーウォークだった子達もたくさん。
お互いに声をかけあいながら登っていきます。
下界(郡山市)は37℃の今日、裏磐梯は最高気温27℃。
そこにきての川は、真冬に雪だるまになったときよりも寒いと言っている子がいました笑
しかし、途中日差しも多い天気だったので、みんな快調に進んで、
途中には皆で最高の飛び込みを!!
わずか2mくらいの高さからの飛び込みですが、周りを流れる水の轟音と、普段とは全く違う雰囲気にのまれてしまって、
飛び込めない子達も居る中で、皆ほとんどがチャレンジしていて、小さな一歩のチャレンジになったかな?
そして、最後の難所の一本橋を渡り切って、小野川不動滝を目の前に、クタクタの身体で記念撮影(笑)
さらには滝の真下まで冒険した猛者達も。
その勇敢な姿をご覧ください笑
※十分に安全なルート、状況を選んで実施しております。決して個人で真似はしないようお願いいたします。
帰ってからは、震える身体を温めるために露天風呂へダイブ!!
そのままお風呂タイムとのんびりタイムとなりましたとさ。
気づいてみればあたりはもう真っ暗。
少し遅めの夕飯を。
慣れない川の中を、自分の手と足だけを頼りに歩く。
どこに手を置くか、どこに足を運ぶか、集中と選択の繰り返しをしたみんなのお腹はぺこぺこ。
今夜のメニューすべてをすっかりきれいに食べつくしてくれました(笑)
みんな疲れているなかでも、しっかりと理由を聞いてくれたからこそ、片付けは丁寧に頑張ってくれました。
今日はみんなの川の疲れと、時間の遅さを考慮して、夜のプログラムはお休み。。。。
としようと思いましたが、せっかくの新月に近い晴れの夜。
希望者は寝る前のわずかな時間に星空観察へ。
夜の世界をライトなしで歩いていくと、そこに広がったのは季節外れのホタルとの出会い。
そして、夜空を彩る満点の星空と、見上げていると降り注ぐ流れ星。
「明日も見たいな。。。」
そんな言葉が自然と漏れる素敵な景色でした。
みんなも今頃は夢の中。
明日は楽しみにしている子達も多い、カヌー・カヤックでビーチまでの大冒険!
今日大きな子ども達(※)は、一生懸命カヌー・カヤックの配置を考えました!
さぁ明日はどんなドラマが待ち受けているのか、こうご期待!
※大きな子どもとは・・・
ホールアースのキャンプでは第一の大人である「保護者の方々」、第二の大人である「学校の先生や学校周りに出会う方々」の次に出会う「第三の大人」という価値観を持って子どもたちに接しています。
我々は「大人」を「大人」として分けるのではなく「大きな子ども」と表現して「子ども」と別の存在ではなく「子どもの延長線上にある存在」として活動します。
大家族のようなキャンプだからこそ、共に生活をつくる存在として、大人子ども関係なく、一緒に日々の成長を支え合う仲間たちです。
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