わくわく探検隊①、2日目!
今日も朝からみんなは元気!!
むしろ元気すぎて、びっくりな朝(笑)
今朝はみんなで協力して、お昼ごはん用のごはんを炊くところからスタート!!
まさに(日が高くなって暑くなる前の)朝飯前の一仕事!
ホールアース流の火起こしは、子育てに例えて進行します。
赤ちゃんを寝かせるベッドの準備から、赤ちゃんの飲み物から大人の食べ物まで。
それぞれになぞらえた材料を準備しながら、最終的にはしっかりと大きな、吹き消そうとしても消えない火にしていきます。
薪1本での火起こしは、ナタをはじめ、いくつかの道具を使うので、珍しい班活動!
普段は一緒にならないメンバーとも、ひょんなグループ分けからの協力作業。
「この木を使った方がいんじゃない?」
「まだ太いよ、もっと割っていこう」
「持ち手や(皮手袋を)はめる手が違うよ」
など、アドバイスや意見を伝えあって進めていきます。
人には一長一短があって、じぶんひとりではできないことも、皆がそろえばできることがたくさん。
みんな思い思いに相談しながら準備に取り組んでくれました。
そしていよいよ、羽釜の乗ったカマドへの点火。
自分達のお昼ごはんになるお米の行方に、みんな興味津々でした!!
そんなお米の炊きあがりを待つか待たぬかのタイミングで、
みんなのお腹はペッコペコ。
というわけで、みんなで美味しい朝ごはんタイム。
朝からもりもり食べました。
そしていよいよ炊きあがったお米のお披露目会。
みんなが準備してくれたおかげで、とっても美味しそうなお米が炊けて、
蓋を開けた瞬間には、みんなから静かながら深い歓声があがりました!!
お昼ごはんのおにぎりづくり。
今回はゆかりとたぬきのおむすび。
おもわずポーズを取ってしまうくらい、人気なおにぎりを釜炊きごはんで!
朝ごはんを食べたばかりなのに、もう食べたいという猛者も(笑)
朝ごはんの後に、みんなに今日どうしたいかを尋ねたところ
「昨日の水路やダムを完成させたい!(シャベルが欲しい)」
「エビをもっと捕まえて(網が欲しい)いけすを作りたい」
「もっと遠くまで泳ぎたい(浮き輪も欲しい)」and more...
とのリクエストがあったので、今日も急遽猪苗代湖へ!
子ども達にとって、自然の中は本当にあらゆる遊びを作っては崩してを繰り返せる楽園。
小さなフックとちょっとの後押しを、知ってか知らずか自分達で押して引いて、夢中になる時間が続いていく。
そんな夢中になる時間を大切にするために、ホールアースでは普段意識せずにはいられない時間(時計)を意識しない生活を実践しています。
常に子ども達には時間を聞かれますが、こんな機会だからこそ皆の身体の中に眠る野生の力(腹時計)の力を!笑
腹ペコたちのお昼は11:00過ぎ。
みんなで美味しいおにぎりと、持ってきたおかずをすべてきれいに平らげつつ、午後も思いっきり遊びつくしました。
天気予報(雲優勢のにわか雨)は大ハズレの最高の湖水浴日和となりました!!
最後はみんなで集合写真!
遊び疲れた顔も、充実した顔も、満面の笑みも、我関せずな子も(笑)
たっぷりと遊びつくした後は、みんなで温泉へ!
使い果たした体力を移動の車中(睡眠)と優しいトロトロのアルカリ泉で回復です。
あがったあとの広間にあるテレビに、自然と目と耳が向いてしまうのは、数日自然の中に居て人工的な映像や音に触れていないからでしょうか?(ただのニュースなのに)
ですが、ちょっとこのほっこりする時間が大きな子ども達(※)は好きだったりします。
帰ってからは、夕ごはんまでのんびりフリータイム。
カードゲームやお絵かきなど、昆虫観察など、思い思いに過ごしました。
そしてこのキャンプ最後の夕ごはん。
みんなにも協力してもらって、美味しい美味しい麻婆豆腐を!
にんにくとしょうがを刻んでイチから作る麻婆豆腐。
みんなとても美味しそうに夕ごはんをたいらげました!
そして、みんなのリクエストに応えて、夜にもお楽しみプログラムを。
みんなでちっちゃなキャンプファイヤー!
あまり大声を出せないし、接触も必要最低限にしなくてはならないけれど、
声は里山の空に向かって、そして愉しいミニゲームの数々をやって、夜は更けていきました。
失敗を恐れず、エビを捕まえ、砂を掘り、遠くまで泳いで、たくさんの挑戦をした。。
大人にとっては小さな一歩も、子ども時代に踏み出す一歩は、とっても大きなものかもしれません。
そして、そんな一歩は、それが応援によるものでも、本人の見栄によるものでも、
そこには、仲間たちの存在があるのかもしれません。
丸1日、遊び尽くしたキャンプ2日目。
このキャンプ最後の夜。
今は静かに寝息が聞こえてきます。
あとは明日の最終日を残すのみ。
みんな今日もいい夢を見て、明日もいい1日になりますように。
※大きな子どもとは・・・
ホールアースのキャンプでは第一の大人である「保護者の方々」、第二の大人である「学校の先生や学校周りに出会う方々」の次に出会う「第三の大人」という価値観を持って子どもたちに接しています。
我々は「大人」を「大人」として分けるのではなく「大きな子ども」と表現して「子ども」と別の存在ではなく「子どもの延長線上にある存在」として活動します。
大家族のようなキャンプだからこそ、共に生活をつくる存在として、大人子ども関係なく、一緒に日々の成長を支え合う仲間たちです。
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