ずっとにわか雨予報だったこのキャンプ。
結果、一度も雨に降られることなく終えることができました。
そんな最終日の朝。
2日間の疲れからか、子どもたちはぐっすり。
昨日なかなか寝れなかった子達も、今朝の体調チェックでは皆ぐっすり眠れたそう。
一方、眠いからこそ、身の回りのお片付けと掃除が大変!
昨日の遊ぶときの動きとは一転して、まさにのらりくらりと遊びつつ、掃除しつつ(笑)
だけど、自分達がお世話になった施設なので、しっかりときれいにしてほしい気持ちを伝えると、
みんな少しずつですが、頑張って働いてくれました!!
途中のこんな様子は可愛すぎて撮影(笑)
一生懸命(というより精一杯笑)お掃除した後は、美味しい朝ごはん。
みんな黙々ともりもり食べる姿が印象的。
最終日まで、ホールアース流の後片付けをしっかりとやってくれています。
そして、ホールアースのキャンプ最終日といえば、フリーチョイスの時間!
とはいえ、コロナになってからは、最終日はのんびりの子達が多い様子。
今回も、拠点でのんびりと皆との時間を過ごすチームと、最後まで「水!エビ!網!」にこだわるチームで活動し尽しました!!
のんびりチームでは、今回はじめてハンモックに乗った子達も居て、昨日の薪割や遠泳などに続いて、初めて尽くしの体験となりました。
そして最後までたっぷり遊んだ後は、同じく最後のごはんタイム。
オリジナルの手作りのスープで食べる、冷やし中華をみんなできれいさっぱり食べつくしました!!
そして最後は、ホールアース自然学校でも大切にしているおわりの会へ。
3日間、同じ釜の飯を食べ、同じ空間で同じ時間を過ごしてきた仲間たち。
けれどひとりひとりが、その活動や体験、そして瞬間に感じたことや思ったことは全員違う。
だからこそ最後のこの時間は毎回しっかりと、みんなにお話をしてもらって、お互いに聴き合う時間。
「このキャンプで楽しかったこと」「はじめてチャレンジしたこと」「できようになったこと」
そしてもう二度とまったく同じメンバーではキャンプをすることが無いからこそ「みんなへのひと言」
ひとりひとりポツリポツリと話しながら、会は進んでいきます。
・初めて薪を割ることができた
・湖の遠くまで自分の力で泳いで戻ってくることができた
・ナスが食べられるようになった
・ピーマンが食べられるようになった などなど。。。
もちろん、すべてがこのキャンプで"たまたま"何かのスイッチが入ってできるようになっただけ。
キャンプがすごいのではなくて、この環境でチャレンジしてみようと思ったひとりひとりの結果がここに出てきただけ。
本当に素敵なお話がたくさんでした。
そして最後に、大きな子ども達(スタッフ)からもひと言ずつ。
食事や作ってくれている人たちへの感謝。
そして、周りに迷惑をかけてもいい。スタッフも、そしてこのキャンプメンバーも、ひとりひとりが特異不得意を補い合ってやってこれたから、みんなで楽しいキャンプができた。
だからこそ、迷惑はかけても、自分のされて嫌なことは人にはしないを大切に。
失敗(迷惑)を恐れずに、自分達の好きや楽しいに純粋に向き合って、進んでチャレンジしてほしいと思います。
この3日間が、人生を大きく変えることはないかもしれません。
すべてを覚えていて、今後の人生を過ごしていくとも思いません。
しかし、
「知ることは感じることの半分も重要ではない」と言ったレイチェル・カーソンの言葉のように、
彼らの好奇心や感性を磨き、楽しさや充実さの中に、大きな学びや気づきのあることを感じる一歩になってくれればと心から願っています。
今日は今頃、おうちでどんな時間を過ごしているのでしょう。
3日間を共に過ごしたみんな。
新しい拠点での、新しいキャンプ。
活動内容は近くても、私達にもたくさんのチャレンジがありました。
本当に一緒に楽しんでくれてありがとう、また会う日まで!!
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