今年度唯一の主催キャンプ、わくわく裏磐梯アドベンチャーがスタート!
まずはオリジナルの名札づくりとバンダナ配布から。
キャンプのリピーターが多いことから、裏磐梯までの道中も大盛り上がりだったみんな。
オリジナルのバンダナや名札に呼ばれたい名前を書くこの時間も、和気あいあいと進みました!
そして、ホールアース恒例のウェルカムお昼ごはん!!
はじめましての子達も以前キャンプで一緒になった子達も、みんな楽しく食卓を囲みました!
お腹いっぱい食べた後には、ホールアース流の食器洗い。
このキャンプ場は、ニイミ式という自然の浄化力を活かす排水処理の手法を使っているのですが、そもそも湖畔にあって、皆が遊ぶ川や湖もすぐそばにある環境。なるだけ環境負荷のかからない方法での片づけが必要です。
皿の汚れとはまた別ですが、福島県は全国2位のゴミの多さとなっている県。
捨てたり流したりするものも、目の前にはいない誰かが処理してくれたり、きれいにしてくれたりしている。
目の前にいる人やものだけでなく、見えない先の人やものにも思いやりを持ってほしい。
そんな願いを込めて、皆にはお皿をきれいにしてもらいたいと思います。
みんなしっかりと片付けてくれました。
そしてはじまったはじまりの会。
キャンプの掟や、3日間を共に過ごす仲間たちの自己紹介の時間。
お互いの自己紹介や守るべきことはしっかりと聞いて。
それ以外は、ひたすらにおふざけして楽しめる。とっても素敵な時間でした。
しかし!!
なんと皆にこの3日間の過ごし方のリクエストを聞いたところ、大半が「(今日も明日も明後日も?)湖に行きたい!!」とのこと。
え、そんなに!?と驚きを隠せない大きな子ども達(※)。
さらに今回は小さな大人(※2)の2人も加わって、さらに驚きを隠せない我々でした(笑)
だけど、そんなときでも子ども達のリクエストを叶えていくのが僕らの役目。
初日ですが早速2チームに分かれての活動へ!
ただし、やろうとしていた準備。皆で作る食事の下準備。
諸々ができなくなることも事実。なので、めいっぱい遊ぶからこそ、夜のプログラムは無しということで同様に了解をもらってスタート!
入り江から漕ぎ出して、ビーチを目指すチームは早速カヤックへ。
そして、福島が誇る名瀑、小野川不動滝を目指す大冒険、リバーウォークチームは、ヘルメットも被って歩き出しました!
下界(郡山市)が37℃の今日、裏磐梯はなんと最高気温27℃。
天気も最高ということで、それぞれのチームも最高の時間を過ごしました!
※滝下は十分に安全なルートを選んで実施しております。決して個人で真似はしないようお願いいたします。
それぞれ帰ってからは、今日の露天風呂タイム。
待つ子はのんびり卓球やフリスビーなどで遊びつつ、ゆっくりお風呂に入ることができました。
夕飯は美味しく、みんなで各自よそってもらってから巻いて食べる手巻き寿司でした!
今日一日めいっぱい遊んだ皆はお腹ぺこぺこ。きれいに食べつくしてくれました!
夜には少しの遊びの時間も。
疲れた皆は、ひとりひとりと歯磨きや寝る準備をして、今頃はすっかり夢の中。
明日は1日湖で遊ぶ湖デー!
天気も良好、気持ちのいい1日となるはず。
さぁてどんなドラマが生まれるのか、こうご期待!
ホールアース自然学校福島校 わっきー
※大きな子どもとは・・・
ホールアースのキャンプでは第一の大人である「保護者の方々」、第二の大人である「学校の先生や学校周りに出会う方々」の次に出会う「第三の大人」という価値観を持って子どもたちに接しています。
我々は「大人」を「大人」として分けるのではなく「大きな子ども」と表現して「子ども」と別の存在ではなく「子どもの延長線上にある存在」として活動します。
大家族のようなキャンプだからこそ、共に生活をつくる存在として、大人子ども関係なく、一緒に日々の成長を支え合う仲間たちです。
※2小さな大人とは・・・
2023年度から、(まずは試験的に)導入した高校生の役割です。
(今季は試験導入のため、一旦高校生ボランティアという形ですが、今後新しい参加の形もしくはインターンとして仕組みとします)
兼ねてから「高校生になっても関わることのできる仕組みを作ってほしい」とリクエストをもらっていたので、ずっと検討を重ねてきました。
本当にそうした声を参加してくれた子達からもらえることは、スタッフ一同心の底から嬉しいです。
今回導入にあたっては、「(社会的に)高校生は小さな大人であるという」という考えの下、大人とは何か?という問いに対して、私たちは社会に守られる子どもという存在から、社会を構成する役割を担う存在を大人と定義しました。
その上で、子ども達を中心に据えながら、あえて役割を持ってもらわず、このキャンプの掟の1つでもある「失敗を恐れず自分の頭で考えて行動する」に、徹底的にトライする時間をしてもらうことにしました。ぜひ見守ってください。
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