ふくしま遊牧民キャンプ ~わくわく探検隊スペシャル~、怒涛の3日目!!
1泊や2泊の短いキャンプもとても楽しく、体験の効果はあると信じている。
しかしながら、自分の性格や意見などを緊張や遠慮から隠し通せてしまうくらいの時間ではあることも事実。
3日目の今日は、良い意味で慣れて、子どもたちの素の姿がたくさん出てくる出てくる!
キャンプが始まったときには、何も決まっていなかった1日。
そんな今朝「どうするの?」「どこに行くの?」「1~4のどれー??」
と、子どもたちは昨晩遅くまで話し合った結果が気になって仕方のない様子。
※昨晩、みんなの話を総合して、
1:山(難易度★★★★)に登って、猪苗代湖(★★★)にも行く
2:山(★★★)に登って、近くの川や広場で遊ぶ(★)
3:猪苗代湖(★★★)に行って、近くの川や広場で遊ぶ(★)
4:滝(★★★★★)に行って、近くの川や広場で遊ぶ(★)
という風に流れを可視化して話をしていたため、1~4という話が出ます。
お昼ごはんのサンドイッチを作って、朝ごはんタイム!
その中でも話題は「どこで何をどのくらいできるのか」に話題は集中!
そんな美味しい朝ごはんをタイムを過ごした後、待望の発表タイム!
私から発表したコースはなんと・・・・・
まさかの「5番!!」
「新しい場所にぜひ行ってみたい!というニーズがあること」
「(低学年キャンプということもあり)疲れが見える子もいること」
「でも、できるだけみんなの"やりたいこと"を応援したいこと」
を伝え、
5:山(★★★★)に登って、帰ってきてから希望者で分かれて、
猪苗代湖(★★★)に行くグループと、近くの川や広場で遊ぶ(★)グループに分かれることに。
そうと決まれば、山を登るなら朝のうち。
急いでみんなで準備して、猪苗代湖と磐梯山、そして湖南の町が見渡せる山へGO!
結構急斜面の山は、大変だけど普段歩いたり車で走っているときには気づかなかったり、そもそも見ることのできないものがたくさん!!
動物の落し物を探してみたり、「どうしてこの葉っぱはにおいがするのか」においを実際にかぎながら考えてみたり、落ちていた日本で一番大きな木の葉について知ったり、どうしてまっすぐな木だけがたくさん生えている場所があるのかなどを話しんがら頂上へを目指します。
頂上間近でみんなで「目隠しイモムシ」になって歩いた先には・・・
こんな素晴らしい景色!!
「うわぁーーー」「すごい!」「来てよかった!」
そんな歓声があがると、スタッフも全員ホントに嬉しい!
ひとりだけ、少し体調が優れなくて下りた子もいたけれど、その子の分まで景色を堪能。
お昼はこんな景色の中でお昼ごはん。
自分たちの足で登り、自分たちの作ったお弁当を食べる。
土曜日なのに私たち以外誰一人としていない山頂は、とっても贅沢な時間でした!
帰ってきてからは、やりたいことのグループに分かれてレッツゴー!
水着に着替える子、網を持つ子、ボールを抱える子、のんびりする子、お手伝いする子など、男女関係なく、やりたいことの準備をして、活動へ!!
※この活動についての写真は、近日中に掲載いたします。
地域の温泉に入って、さっぱりした後は、
明日に備えてお片付けタイム!
3日間目を背けて、触れてこなかった自分たちの荷物。
スタッフとひとつひとつ確認しながら、"忘れ物BOX"に入れられちゃわないようにお片付け。
目を背けて逃げる子も続出しましたが、「自分のことは?」の問いかけに小さな声で「自分でやる」と答えながら、みんな頑張ってやりきりました。
そしてすべて終わった人から(ちょっとの)隙間時間に希望者で木のぼりタイム!
いつもごはんを食べているそばの木。
だけど、登ることで違った世界が見えてくる。体験だったようです。
そしてまだ18時前なのに「お腹すいたーーーー!」の声がチラホラ。
それならばとリクエストに応えて、今日はキャンプごはんの王様(?)「カレーライス」
でもでも、ホールアースではこのカレーを手づかみで食べる"遊牧民スタイル"が定番。
りこぴんから
「世界の多くの人たちが、手でごはんを食べ、箸を使う人の方がとても少ないこと」
「私たちが生活の中で"当たり前に"していることは、当たり前ではないかもしれないこと」
「苦手なことやはじめてのことでも、挑戦して他のいろんな人の気持ちを知ること」
の大切さについて話を聞いて、いただきます!!
「手で食べると美味しい!」「難しくて、(スプーンの)便利さがわかる!」などの声が聞こえて、はじめは不慣れで、一部苦手意識のあったみんなも、最後には顔にカレーをつけて美味しそうに遊牧民カレーを満喫していました!
お腹もいっぱいになったところで、このキャンプ最後の晩はキャンプファイヤー!
近くの校庭で、キャンプ最後の思い出作り。
「火は動物である私たちにとっては命の危険を伴う危ないもの。けれど火があるからこそ美味しいご飯や暖をとれる」
3日間一緒に過ごしてきたスタッフが繰り出すゲームの数々。
真似っこからダジャレ、歌や踊り、頭を使うゲームから身体を使うゲームまで、楽しみきりました!
帰り道は、昨日で話し合いでできなかった「ナイトハイク」をショートVer.で。
みんなの身体の中に秘める夜の目や、暗闇の中で色を見ても当てにならない事、虫と私たち(人間)で見える世界がどんなに違うかなどを体験しました!
最後の晩は、名残惜しいのか日誌を書いたり、男の子も女の子も一緒に話したり、一緒に歯磨きをしながら就寝。
みんなは今頃どんな夢を見ているのかな?
明日はいよいよお別れの日。
寂しいけれど、楽しかった4日間のまとめ。
さぁてどんな1日になるのかお楽しみ!
ホールアース自然学校 福島校
わっきー
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