キャンプ６日目の今朝は
動物のお世話をする子たち、そして夕方に行う「おもてなしの日」のための飾りつけをつくる子たちに別れて日課がスタート。

わっきーが作ってくれたおいしい朝食も食べて、
午前中は農業体験へ出発！
ホールアース農場のだんごとともに人参の収穫。

休憩もあまりとらないほど、みんな人参の収穫に夢中！(笑)
気づけば、スタートから２時間が経っていました。

途中、それぞれが抜いた人参で「人参コンテスト」を開催！
一番小さいものや大きいもの、そして一番おもしろい形などなど・・・
個性豊かな人参ばかり！こんな形になるなんておもしろい！
いつもおいしく食べているにんじん、こんな風にできていたんだね～

農業体験でたくさん汗をかいたので、お昼ごはんでエネルギー補給。

午後は今までお世話をしてきたニワトリの命をいただく時間。
ケニーから普段自分たちが食べているものの話や、家畜動物の話を聞いたあと、
これから命をいただくニワトリを自分たちの手で外に出しました。

最初はふざけていた子たちも、時間が進むにつれて、顔が真剣に。
ニワトリの血を抜く作業やお肉を取り分ける作業を子ども達も率先して手伝ってくれました。

とれたお肉の一部はその場で焼いて、みんなで食べることに。
スーパーのお肉よりは固いけれど、いただいた命に感謝して、みんなおいしく食べていました。

ふりかえりの時間には、
「最初は怖くてみれなかったけど、行程がだんだんと進むにつれて興味がでてきて見れるようになった」とか、
「普段食べているものすべてに命があって、その命に対してもっと感謝をしたい」
という言葉を聞くことができました。
初めての経験で戸惑ったり、目を背けてしまうこともあったけど、みんなにとって、とても大きな学びになったようです。

夕方からは、このふくしまキッズプログラムでお世話になったホールアースの職員をゲストに招いて、「おもてなしの日」と題したお食事会の準備！

まずは各チームに別れて、何をつくるのかを決める作戦タイム。
使える食材をみながら、みんなで考えます。
どのチームも早々メニューが決まっていました。すごい！

食材の配分をしたら、各チームで調理スタート！
今日いただいた鳥のお肉と骨を使ったスープと、
ホールアースでとったシカ肉とにんじんを使った炒め物、
３種類のドレッシングで食べるサラダ　など、
各チームの個性と工夫が光るメニュー構成！
具材を切ったり、煮たり、焼いたり・・・
みんなで協力して丁寧につくりました。

朝の日課でつくった飾りで、部屋もすてきにデコレーション！
あとはゲストを待つのみ・・・

６時半になって、続々とゲストの姿が！

子ども達がつくってくれたごはんを配膳して、いよいよ「おもてなしの日」のスタートです。
会の全体の進行をたくみが、
はじまりの言葉をひゅうがが、
終わりの言葉をあきちゃんが担当してくれました！
人前でもみんな堂々としていました！さすが！

各チームの代表者からメニュー紹介をしたあと、みんなでいただきます！
みんな「おいしい！」とどのメニューも大絶賛でした。
子ども達も自分でつくったものはいつも以上においしいのか、おかわりの数が多かった気がします。
ゲストのみなさんもよろこんでくれました＾＾

ごはんのあとは子ども達から歌のプレゼント。
「花は咲く」をみんなで歌いました。
みんなの歌声はきっと来てくれていた人たちひとりひとりの心に響いたはず。
とってもすばらしいおもてなしでした！

明日はとうとうキャンプ最終日。
お別れは寂しいけれど、明日も最後までたくさん遊ぼう！

ホールアース自然学校　福島校
りこぴん