ホールアース自然学校福島校のわっきーです!
はじまりました!
福島校初の、冬の高学年遠征キャンプ!
ソリとたき火と星空キャンプと銘打ったのには理由がありまして。
この福島市高湯温泉のフィールドを紹介してもらった際に、いろいろなお話を聞きました。
今は使われなくなってしまった「あづまスキー場」の跡地があること。
かつては福島大学の研修施設があったこと。
そして何よりも、浄土平が火山活動が活発で夜間の入場ができなかったここ2年。
この高湯温泉で星降る夜空の観察会が行われていたこと。
そんな場所で、おもいっきりソリをするキャンプをしたい。
星降るような夜空の下で、星の瞬きを邪魔しないたき火をみんなで囲んで過ごしたい。
そんな想いをもって作ったキャンプ。
しかし!!なんと今年は暖冬と言われた昨年よりも雪が少ない。。。
最初からソリの可否が危ぶまれるという苦難に遭った訳ですが、これはあくまでキャンプ。
「キャンプは"生き物"である」とは誰が言ったか。
できない事も前向きに捉えて、その時そのメンバーで最高に楽しい時間を作る。
まずは今回のキャンプでお世話になる方にごあいさつ。
拠点となる施設を管理されている管理人さんです。
その後はみんなで活動に入る前の腹ごしらえ、お昼ごはん。
今回の料理長、りこぴんが腕を振るった料理に舌鼓。
お腹もいっぱいになったところで、もうみんなの飛び出すような元気は最高潮!!
拠点を中心に屋根からの落雪が危ないことなどを伝えに探検に出発
・・・した途端に雪合戦が開幕。
正味15分くらいの真剣勝負(?)が発生!
その後も探検で回りながら各所で遊びが勃発。
みんなで自由に遊んで、メンバー同士仲良くなりすぎて、スタッフがみんなに自己紹介を促すことを忘れてしまうほど。
バトミントンに卓球、ドッヂボールに野球などなど、考えうる遊びをし尽したなぁ。
それでもみんなまだまだ遊び足りなそうな雰囲気。
しかし!思いっきり遊ぶことも大切だけど、自分のことは自分ですることがキャンプの基本。
今晩の夕飯は自分たちで作るスタイル。
今回はなんといっても"高学年"のキャンプでもあるので、普段の「自分たちで作る」とはレベルが違う 。
今晩のメインディッシュはトマトソースのピザ。
生地も自分たちで作るのはもちろん、焼くためのカマドも自分たちで組みました。
これが毎回参加する子によって様々な形になって面白い!
・どうすれば熱が逃げないか
・そもそも熱い空気はどこに行くか
・火が燃え続けてくれるためには何が必要か
そんなことを考えたり聞きあったりしながら、遊び半分、働き半分、作っていきます。
簡単なカマドができたら、今度は火起こしの時間。
ホールアース流の火起こしは、マッチ3本、ナタ、皮手袋、薪割台、薪だけで起こすスタイル。
錐もみ式など原始的な体験は数あれど、基礎となる仕組みを繰り返し覚えることで、
活きる技術として持って帰ってもらいたい想いから、
カマドのときと同じように、
・煙はなぜ出るのか。
・どんな木だと割りやすいのか、燃えやすいのか。
・カマドの口は開いている方がいいのか、閉じている方がいいのか。
雪で遊びながらも、試行錯誤しながら夕ごはんのために頑張りました!!
みんなでカマドの中に起こした火を維持しながら、しばしピザを焼きながらの自由時間を。
そして外も冷え込んできた頃、待ちに待った夕ごはんが完成!
自分たちで作って、自分たちのカマドで焼いたピザは格別!!
ぺろりとたいらげました!
お風呂に入る合間も体育館や和室で思い思いに遊んで、ぐっすり眠りにつきました。
はじめて会ったとは思えないくらいに打ち解けたみんなの雰囲気。
少人数キャンプだからこそできる雰囲気かもしれません。
さぁて、明日は雪があっても無くてもさらに遠征の予定。
どうなることやら、お楽しみに!
ホールアース自然学校 福島校
わっきー
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