ふくしま遊牧民キャンプ ~小野川湖アドベンチャー~がはじまりました!
福島校から場所を移して、小野川湖畔で実施する高学年キャンプ。
里地里山から一気に大自然の中へ。
今回は参加者5名という少人数ながら、とっても贅沢な4日間になりそうです!!
とりあえず全員合流して車での移動中、あと3分ほどでキャンプ場というところでなんと野生のサルに遭遇!
そもそも道中「想像以上に山だ・・・森だ・・・」と言っていたメンバーからサルに出会えた歓喜と普通にサルの出るような環境であることへの驚きの声が漏れていました(笑)
そんなキャンプ場に到着した後は、ホールアース自然学校オリジナルの名札とバンダナを作成。
まだまだ緊張がとれなそうなみんなと美味しいお昼ごはんを食べた後はオリエンテーションの時間。
4日間の行程(案)や、これから使う施設の案内などなど。
一緒に過ごして、一緒に話して、一緒に活動する中で緊張の糸もほどけてきた様子。
その後には各自の自己紹介タイム!
みんなでとってもたのしい4日間にしよう!
台風の影響もあって、風は強いものの雨の気配は過ぎ去っていったよう。
そんな合間を縫って、初日のカヌーを決行!
水着の上にラッシュガードを着て、さらにレインウェアで風を避けて寒くないようにしてレッツゴー!!
漕艇法をみんなで学んでからいよいよ入水です!
風が強くて流されるので、今日はカヤック(1人乗りでパドルで漕ぐもの)はお休み。
みんなで乗って楽しいカヌーで、集まってみたり、追いかけあってみたり、水を掛け合ってみたり。
途中、沈没して(させられて?笑)湖水浴になった子達も!
河が湖に流れ込む地点の水は冷たく、元々の湖の水は温かいことや、淡水は浮きにくいことなども体験。
冷え切った身体を温めるために、カッパだけを脱いで露天風呂にドボン!
「あったかーい」・・・とすぐにはならず冷え切った身体には「熱い!熱い!」の反応(笑)
でも最後にはみんなでこの笑顔、とっても気持ちいい時間でした。
着替えを終えたら夕飯の準備、今回のキャンプでは白米を食べるときにはすべて子ども達に炊いてもらいます。
ホールアース自然学校の火起こしは、
1、災害時でも手に入る最低限の火種であるマッチを使い
2、紙を使わず刃物(ナタ)と薪だけを用いて火を起こす
今回聞いてみたところ、なんと全員が火起こしをかつてやったことのある経験者!
とのことだったので、刃物の安全な使い方レクチャーのみ全員に伝え、細かなやり方は完全お任せして火起こし開始!羽釜でごはんを炊いてもらいました。
とはいえ初回だったこともあってスタッフも適宜手伝って、とりあえず無事に炊き上がりました!!
明日以降はなるだけ子ども達に頑張ってもらう予定。さぁてどうなることやら。
みんなが炊き上げてくれた美味しいお米と、りこぴん料理長を中心に作った美味しい夕ごはんを食べて、お腹いっぱい。
ホールアース流の片づけは、水をできるだけ汚さない方法で。みんな真剣に取り組んでくれました。
食休みは思い思いの場所で。
今回はたくさんのハンモックとキャンプチェアを準備。
ふざけて落ちたりしながらもみんなとっても気に入ってくれた様子。
そして寝る前の一大イベント、朧月の陰る闇夜にナイトハイクに出発!
普段は明るいお家で過ごすみんなが意識できない、わずかな光でも周囲を認識する自分達の力。
そして、ネイティブアメリカンが成人の儀として行う闇夜をひとり過ごす時間。
なかなか怖くて難しいという子もいたけれど「今の自分が自分自身で選択して、全力の挑戦をすること」が成長につながるはず。
真っ暗な森を歩きながら、きっとそれぞれがいろいろなことを感じてくれたことでしょう。
あっという間の1日目、今日はもう皆夢の中。
明日はフリーチョイス(自由に遊びを作れる時間)と今回お楽しみ(!?)のビバーク(野営)の日!!
さぁみんなは無事に野営地であるプライベートビーチにたどり着き、眠ることができるのか!?
乞うご期待。
※明日はビバークとなるため、ブログ更新はできないものと思われます。ご了承ください。
ホールアース自然学校福島校
和田 わっきー
キャンプ楽しかっ楽しかったと、興奮して話してくれました。日常生活では体験出来ない事や、このキャンプに参加しなかったら、カヌーを漕ぐような日常もなかったと思います。色々と体験して心身ともに成長したようで、参加させて良かったと思いました。
楽しく過ごしてたようで、キャンプに参加させて良かったと思いました。