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食と花の交流フェスタを雁小屋地区で実施しました!

2017年10月27日

昨年度、福島県相馬郡新地町の復興推進課より委託を受けて実施していた、防集団地コミュニティガーデン事業。

今年度も引き続き、こちらの事業をホールアース自然学校福島校が委託・実施しております。

 

今年度は『みんなで作って、みんなで参加する』をテーマに、昨年度よりも、より新地町の方たちの想いやニーズをお聞かせいただき、より密接に関わりながら住民のみなさんと一緒に創り上げていくイベントを開催しています。

また、今年度は昨年度からの継続となる雁小屋地区、大戸浜地区、岡地区に加え、新たに作田地区でも実施していく予定です。

 

 

第1回目として、10月22日(日)に雁小屋地区で『食と花の交流フェスタ』を開催しました。

 

開会の挨拶のあとは2手に分かれてそれぞれの作業へ。

集会所の中ではこれから作るものの下ごしらえの開始です。

住民の方たちの力が集結し、あっという間に野菜が切られていきました。

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こちらのグループは雨の降る中いったん外へ。

今回は料理に使う火もみんなで協力して起こします。

火起こしの方法は様々ありますが、今回はホールアース流の火起こし術を住民の皆さんへレクチャー。

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そして、みなさんの中で役割分担をし、協力すること10分...

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無事に火が起きました!

1回のレクチャーにも関わらず、すばやくかつ的確に火起こしを実践した住民の皆さんに拍手です。

そして、「これで今度いつ災害が起きても火は自分たちでなんとかできるな」という声が自然と挙がってきました。

このような言葉が住民の方たちから自然と出てきたということに大きな驚きと、ある種の喜びを感じました。

 

さて、一仕事終えたところでコーヒーブレイク。

この日のおすすめは『いちじくサイダー』です!

新地町の名産のひとつであるいちじくを使ってシロップを手作りしただけでなく、なんと今回はそれを割る炭酸水も、いっぱい清水という新地町の湧き水から作りました。

まさに100%新地産のいちじくサイダー!

住民の皆さんにも大変好評をいただきました。

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休憩のあとはお花の寄せ植え講座です。

昨年度も雁小屋地区で開催したこの講座。住民の方から今年もぜひやりたいという声をいただき2年連続での開催です。

今回は新地町のお隣、宮城県丸森町のはるはなファームさんを講師にお招きしました。

あいにくの雨で室内での開催になったにも関わらず、急遽2部構成にするほどの人気ぶり。

「ここはどうしたらいいの?」「みんなで一緒にできて楽しい」

といった声が多く聞かれ、大盛況のうちに終えることができました。

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さて、外では主に男性の方が中心となり調理が開始されています。

箱の中から出てきたのは秋鮭です。これを使ってちゃんちゃん焼きを作ります。

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そしてその傍らではピザ作りも同時進行です。

みなさん思い思いにトッピングを施し、いざピザ釜へ。

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本格的なピザ釜を使っていることもあり、あっという間に焼けました。

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ちゃんちゃん焼きの方も、住民の方こだわりの味付けで無事に完成。

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おいしいおいしいの声がところどころから挙がり、みなさん大満足の様子でした。

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今回の企画は、当日が選挙の日程と重なり、また台風が接近し足元が非常に悪い中の開催となりましたが、40名以上の参加があり大盛況のうちに終えることができました。

また、『みんなで作って、みんなで参加する』というテーマの通り、住民の方お一人お一人が自分の役割を持って関わることで、みんなで協力して創り上げたものとなりました。

 

当日ご協力いただいた雁小屋地区の皆様、本当にありがとうございました。

今後の企画にも乞うご期待ください。

 

ホールアース自然学校 福島校
(NPO法人ホールアース研究所 福島事務所)


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