こんにちは！

11月1日より福島校に赴任しました、伊藤航です。
ご報告が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
赴任からすでに3ヶ月が経ってしまいましたが、今回はこの場をお借りしまして、自己紹介をさせていただきます。
 

出身は山形県高畠町。

これまでの経歴をざっと説明すると...

高校卒業までの18年間を山形で過ごし、1年間千葉でお勉強した後に福島大学へ入学。

それからは学生時代、1度目の就職、大学院時代と9年間を福島で過ごし、3月よりホールアース自然学校に就職、富士山本校勤務のため静岡に移住。が、8ヶ月経った11月、再び福島の地へ戻って参りました。


幼少の頃から自然に囲まれた環境で生活してきましたが、自然への興味・関心も特に持つこともなく、どちらかというとインドア派な生活を送っていました。

そんな私が自然に興味を持つようになったのは、福島校が実施している学生アクティブリーダー養成講座(以下、学生AL)に参加したのがきっかけでした。
学生ALのプログラムは私にとって初めてのものばかりで、とても刺激的なものでした。
特に私にとっての第1回目は今でもはっきりと覚えています。
限られたものだけでの火起こし、その火を使ったアウトドアクッキング、初めて行くトレッキング、そこで見たプロのガイドによるインタープリテーション、その場で知った自然の不思議、そして何より自然の中にいることの居心地のよさ。

挙げればキリがないくらいの感想を持ちました。
(そんな私にとっての第1回、2014年6月のようすはこちら)

色んなことを体験した中で、一番印象に残っているのが2015年2月の講座です。
詳細はその時のブログを見ていただきたいのですが、大人の本気を見せ付けた2日間がとてつもなくおもしろく、辛かったという印象は全く残りませんでした。

何かに夢中になって取り組めるということの楽しさを体全身で感じることができた会でした。



ホールアースでの様々な活動を通して、身近なところにある自然の雄大さや自然の中に飛び込んでいくことの楽しさを知りました。
そして、それをもっとたくさんの人たちに伝えていきたいという想いを持つようになりました。
私はこの想いを実現させるためにホールアースの門を叩きました。

そしてもうひとつ。
2011年の東日本震災の時、私は福島大学の学生で、震災を福島で経験しました。
それからは大学内に(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターを設立して、福島県内を中心にボランティア活動を始めました。
津波被災地での復興支援活動、仮設住宅への訪問、子どもたちとのキャンプ、福島県外での復興イベントへの参加など、その活動は多岐にわたり、復興支援に携わった6年間とても濃厚な時間を過ごすことができました。

それと同時に、福島に住む人たちのあたたかさに触れ、私はそれに何度も助けられました。
津波被災地や仮設住宅に、私はそこにいる人たちに少しでも元気になってほしいという想いで行ったのに、活動が終わると元気をもらったのは自分の方だったということが何度もあります。

いろんな人との出逢い、こうした体験が何よりも印象に残っています。


私は今、9年間、20代のほとんどの時間を過ごし、たくさんの出逢いをくれ、自分を成長させてくれた福島という地に恩返しをしたいという気持ちを強く持っています。

これまで過ごした中で私の知った、福島のいいところも伝えていきたいです。

この2つの想いを実現させるため、ホールアース自然学校福島校で、ここでしかできないことを目指してがんばっていきたいと思います。
プログラム等でお会いしたときは気軽にお声掛けください。

よろしくお願いします！