多くのNPOは、自団体が向き合う社会課題の解決に向けて「事業」や「活動」を企画し、実施しています。必然的に、携わるスタッフやボランティアさんは、対象とする課題の専門家、或いはその分野に興味・関心の高い方が多くなります。そうした構造のもと、事業や活動が大きく成長してくると、それに耐え得る「組織基盤」も必要になってきます。分かりやすく組織全体を「船」に例えると、事業や活動が「積み荷」、組織基盤が「船体」というイメージです。つまり、積み荷が大きくなれば、船体も相応に強靭にしておかないと、船はまっすぐに進まないということになってしまいます。

この分野に課題を設定し、様々な支援をしているのが「Panasonic NPOサポートファンド」です。

2015年6月1日（札幌）と14日（福島）、Panasonicさんとともにこの取り組みを進めている認定NPO法人日本NPOセンターさん、そして各地のNPO支援団体のみなさんからの依頼をいただき、「NPO／NGOの組織基盤強化のためのワークショップ」において講師を務めてきました。



札幌、福島とも、各地域のNPOの役員や事務局長、事業責任者などで席が埋まり、活気あふれる場となりました。