じょりぃです。
「奇跡の一本松」で有名な、岩手県陸前高田市。
3.11による津波で、全世帯の7割以上が被害を受けたこの町を舞台に、
陸前高田だからこそ学べる「防災サバイバルキャンプ」を実施してきました。
災害への備えだって、大切なのはやはり「体験型」。
今回は「身近なものを活用する」ことを大切に、10個の体験プログラムを用意しました。
寒さを少しでもしのげるように、竹とブルーシートでティピーを建てたり。
マッチ1本で火を育てる練習をしたり。
自分たちで伐った竹で食器を作ったり。
その他にも、ロープワーク道場や、リレー3種競技(おんぶ・担架・バケツ)と、
避難する時と避難所生活で「必ず役に立つ」アウトドアスキルを体験して頂きました。
でも。
こんなスキルなんて、極端に言えば、富士山麓でだってできますよね。
今回の防災キャンプの1番の特徴は、やはり「生の体験談をその場で聞く」ということにつきます。
八木澤商店の河野さんからは、あの日どうやって逃げて何が起きたのかを。
まぁむたかたの荻原さんからは、女性ならではの課題と支援の必要性を。
箱根山テラスの長谷川さんからは、木質エネルギーの重要性とこれからの取り組みを。
一言一言が、重く深く、胸に残りました。
そして、この「場」こそ、陸前高田ならではの学びなんだと確信しました。
陸前高田の皆さん、そして今回ご縁を作ってくださったなつかしい未来創造の皆さんと、
これからも一緒になって高田の未来を描いていきたいと思います!
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