冬型の気圧配置になり富士山が顔をだすようになりました。
寒い時期は味噌を作るにはもってこいですね。
今回の「里山のようちえん」は
「味噌作りと猟師になる」です。
まずは去年作った味噌を開封します。
部屋には味噌の醸すいい香りが広がります。
みんなで少しずつ味見です。
「深い味が口の中に広がります」
おいしい~♪
明確な目標が出来たのでみんなの気持ちも上がります。
まずは炊いた大豆をすり潰します。
マッシャーや綿棒を使って潰していきます。
根気のいる作業をしていると子ども達は一人二人と抜けていきます。
(いつもの景色ですね。)
次の作業は麹と塩と大豆を混ぜる作業です。
先程の大豆もそうでしたが今回はいい香りが立ち込めます。
大豆の香り、麹の香り、味噌の香り
子ども達の記憶にもしっかりと刻まれて行くのでしょうね。
麹と塩を丁寧に混ぜて、そこに先程の大豆を混ぜて味噌だんごを作ります。
そのだんごをタッパに詰めていきます。
空気を入れないように注意して作業をしていきます。
頑張ったみんなはいい顔をしています。
秋になるまで楽しみですね。
夕飯はシカの味噌竜田揚げです。
富士山で取れた鹿肉を麹菌が生きている味噌に漬け込んであげた逸品
麹パワーでニクも柔らかくなり、旨味もアップです。
みんなの箸も進みます。
夜は猟師あなごの狩猟のお話。
話だけではつまらないので毛皮や狩猟道具なども触ってもらいました。
(※もちろんこれはトイガンですよ)
普段は猟師と話すことはないので興味津々です。
2日目の朝飯前のひと仕事は
「動物の世話」と「麦踏み」です。
ホールアース農場があるから出来る作業ですね。
子ども達は作業も楽しくできちゃうのがすごいですね。
この麦が育って来年の11月には「うどん」として打って食べる。
つながってますね。これが年間講座の醍醐味です。
朝食も食べて洗い物。
自分の出来ることは自分でやる。
ホールアースのルールです。
ご飯を食べた後は、
「わな」のかけ方とか獣道を探しにしたサイトへ
猟師さんの目線を体験できたかな?
そしてお待ちかねのお土産作り
あなごが獲ったシカ革を使ってキーホルダー作りです。
尖った針にドキドキしながら
チクチクチク
集中しながら、
チクチクチク
いい作品が出来ましたね。
みんな大好きですよね。
男性陣が頑張って搗いて
女性陣が小さい餅に手際よく分けてくれる。
子ども達はお餅を頬張る
たくさん笑って、楽しんで、体験した2日間でした。
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