12月10日~11日
今回のブログはゆーみーが担当します!よろしくお願いします!
12月の学生リーダーのメニューは、「お寺での活動」です。
1日目
11:00に富士宮駅に集合し、本校へ。
お昼ご飯を頬張り、
久しぶりのメンバーが多いということで、自己紹介からはじめました。
そのあとは、ゆっかの提案したアイスブレイクをしました。
手を重ねていくゲーム、横にいる人の名前を言うのか、「バスガス爆発」のどちらが早く言えるかのゲームをしました。
13:15になり、本校から車で5分くらいにある妙泉寺へ。
住職である正順さんとご挨拶。
自己紹介中、一人ひとりに合掌をしていた正順さん。
合掌しているときに間があり(一瞬で合掌を終わるのではなく)、そこでポッと温かなものが生まれ、受け入れてもらえているのだという気持ちになっている自分がいました。
正順さん、ケニーから、なぜお寺での活動をすることになったのか、ねらいをお話ししていただきました。
普段は忙しくしていている人、それは実は自分から忙しくしているのかもしれない、でも、そのような人だからこそ、自分の在り方や、生き方について一歩立ち止まって考える機会は大切。
今悩んでいること、今もこれから来るであろう苦しみといったものを乗り越えるうえでの、心のあり方について知る機会になるのでは。
とのことでした。
そして、
「今日明日、皆さんに住職になってもらいます」
と正順さんが一言。
、、?!
ということで、住職は何をしているのかのご説明をしていただきました。
お経を唱え伝える
お寺をきれいに保つ
御釈迦様に感謝の心を持つ
檀家さんまわり
文字を綺麗に書く練習
...
私たちは、これらの中の、一部を体験させていただきました。
また、二つのことについて、振り返って考えながら、二日間過ごしてみてください、とおっしゃっていました。
それは、
①いのちに合掌すること
②お釈迦様が与えてくださる試練と救い
①の例としては、食べ物に対していただきます。と合掌するだけではなく、全てのいのちに対しての感謝の気持ちを素直に感じること。
人を一面だけ見て好き嫌いと決めつけることはせず、存在そのものに感謝すること
②の例は、気になる女の子に距離を置かれてしまった(試練)男子高生がいたとする。でもそのおかげで、その男子高生は、勉強や他のことに力を入れられる(救済)かもしれない
次は、日蓮聖人の生涯などについて可愛らしい冊子をもとに理解を深めていきました。
そして、お経を唱え、座禅を行いました。
本校へ戻り、、
具だくさんローリエ入りシチュー
と鹿肉玉子とじ、ごま和えキャベツ
食べ終わる頃、突然部屋が真っ暗になり、停電?と思ったら、ろうそくの乗ったケーキが、、!
ケニー手作りのキャロットケーキ!
人生初のキャロットケーキ、感動でした!
そのあとは、スペシャルゲスト(?)である、けいすけの辺野古の基地問題、憲法9条の問題といった社会問題についてのお話を聞きました。
そのなかで印象的だったのが、
ー社会に疑問があっても、どうせ自分が動いたって変わらないでしょと無力感を持つ若者が多いけれど、動かなければ何も変わらない。ストッパーがいないと、国が好き勝手にどんどん進めていってしまう。ー
ということです。
塵も積もれば山となる。だから、一人ひとりが少しでも動くことが大切なのだな、と思いました。同じ大学生として、とても刺激を受けました。
ケニーの、平和についてのお話も聞きました。
私たちは、知らぬ間に戦争を支持してしまっているそうです。お話を聞いて、無知というものは、恐ろしいものだと思いました。
真実が報道されにくいこれらの問題を、どのように知っていくのか。それが一番の問題だと私は思います。それを担うのが、真実を知った一人ひとりであるのではないでしょうか。
夜は、0:30まで、わいわいとお話をしました。
二日目は、な、なんと5:30起き!!
学L史上最早起?!
目をこすりながらも、お寺へ。
早朝の掃除をしました。
どこが綺麗だと、お寺に来た人は心地いいかな、、と考えながら。。
そして、写経とお経の実践です。
富士山が世界のすべてを知っているかのような堂々とした佇まいで、こちらを見ていました。
ミカン畑のよこには、ブランコとツリーデッキ がありました。
ツリーデッキにたどり着くのに必死なけんちゃん達
その後
法事に参加させていただきました。
一人ひとり住職として、お経を唱えさせていただきました。
とても緊張しましたが、最後には一緒に写真を撮っていただくことになるくらい、受け入れてもらうことができました。
最後は一人五分で、
①いのちに合掌すること②お釈迦様が与えてくださる試練と救いについて、自らの経験をもとに、一人五分の法話をしました。
誰ひとりとして悩みや苦しみ抱えていないわけではないと知り、
先祖に支えられ誕生し、ここに至るまで様々な体験をしてきているのだと思うと、一人ひとりが、いとおしい存在に思えてきました。
その後、謝肉の日のミーティングもしましたよ!
内省する機会が多かった今回の学L。
今回の経験を通して、どう生きて行きたいのか、自分と静かに向き合う時間、というものを意識的に取り、それを大切にしていこうと思いました。これからの人生(今もだけれど)いろいろな岐路に立たされ、悩み苦しむことがでてくると思います。そんな時に、ふと今回の出会いと学びと経験が、背中をポンと押してくれるのではないでしょうか。
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