新年初の四季コースは「懸垂下降&洞窟探検&ジオトーク」
高い所が大好きな私は、この1月を特に楽しみにしていました。
でも当然、高所恐怖症のメンバーもいるわけで、まさに四季コースのテーマ、
「仲間がいるから挑戦できる!仲間がいるから感動できる!」がぴったりなプログラム。
1日目は、懸垂下降の特訓。
坂の地面でやり方を教わってから、垂直の壁での練習です。
狭い足場でロープを付けて、一歩踏み出す瞬間が一番ドキドキでした。
怖い、というよりも、どう動いたら良いかわからない。
だけど思い切って踏み出したら、意外なほどしっかりとロープに吊るされていて安心しました。
ものすごく楽しい!!たったの10秒くらいで終わってしまうのが残念だなあ。
降りた後は、残りのメンバーを応援です。
怖さで踏み出せない仲間を夢中で励ましたり、忍者みたいにあっさり降りてくる仲間にびっくりしたり・・・
みんなで大笑いしながら1日目の練習は無事終了しました。
2日目、いよいよ富士の樹海にある竪穴洞窟へ。
森の中にあった大きな穴は、近づいたら転げ落ちてしまいそうで、覗くのも怖いくらいでした。
ちょっとドキドキしながら迎えた自分の番。
初めは足をつく場所を探して地面しか目に入っていなかったけれど、ちょっと視点を変えてみたら・・・
目に飛び込んできたのは感動の風景!!
横の崖には何本ものつらら。
洞窟の底の方で先に降りた仲間が手を振ってくれているのが小さく見える。
その周りには、小さな氷の玉がいくつもあって水晶みたいに輝いている。
言葉では言い表せない、不思議で感動的な風景でした。
きっと鳥ってこんな感覚で地面を見下ろしているんだろうな。
洞窟の底でお昼ごはんを食べた後は探検!
つきあたりまで行くと少し広くなっていて、そこにみんなで寝転がってみました。
懐中電灯を消すと完全な暗闇。目を閉じているのか開けているのかも分からなくなってきます。
暗闇は恐怖でもあるけれど、不思議なことに、自然の暖かみというか、安心感のようなものも感じました。
地球は遥か昔から、地面を動かして、洞窟を作って、森を作って、
人間たちがそこに入って来ようと来まいと関係なく、ずっとそこにあり続ける。
私たち人間は、地球や自然から場所を借りて家を建てたり、恩恵を受けて食べ物を得たりしている。
地球にもっと感謝をして、自然の美しい姿がこの先もずっと保たれるように、
大切にしていかなきゃいけないな。と、そんなことを考えた懸垂下降&洞窟探検でした。
3日目は、ジミー先生による、おもしろジオトーク!
静岡県がどんな風にできたか、知っていますか?
私は全く知らない上に、考えたこともありませんでした。
何年前に土地ができたのか、富士山や南アルプスの山々がどんな仕組みでできたのか、
なぜ様々な色の石があるのか。教えてもらったこれからは、山や地面を見るたび、
自然の力の壮大さを感じることができて、毎日がますます楽しくなりそうです。
お正月企画もあり、今月も思い出深い四季コースでした。
ありがとうございました!
(文:21期生 みー)
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