四季コー7月
今月のテーマは「野外技術を身につける」
はじめまして、今月のブログ担当のこうちゃんです。
7月はプログラムが盛り沢山で、目一杯楽しむほか、プログラムを通じてリスクマネジメントはどのように取り組まれているか、また、8月のキャンプに向けて、子供たちをより安全に楽しく遊んでもらうために、私たちが心がけるべきことは何かを系統的に考えさせるのも目的のひとつだ。
大雨の中で出発の朝を迎え、いつものようにダッシュで駅へ。笑
いい感じに雨で濡れた車窓越しに、移りゆくやや黒がかったブルーの海と空は、普段の戦闘モードの心を解放してくれた。そのとき、ふと思ったのはホールアースに向かっている自分が好きということだ。
一か月ぶりに会う仲間たちと集合し、おいしいお蕎麦やさん「喜八」へ。
ジブリ映画に出てきそうな可愛らしい古民家でぜりそばを堪能し、次回はあの宝石箱のような天ぷらそばを食べようとみんなの目がきらきら☆☆
そして、雨にも関わらず恒例となった高砂酒蔵へ。笑
森の家へ到着して早々ホールアースのキャンプ論講座が始まる。
今月の講師は、「野外技術なら何でも聞いて来い」の武道マスターのあなごさん。
キャンプの写真を観てホールアースのキャンプの空気を感じたところに、あなごさんによる解説がなかなか興味深いものだ。
そのまま、待ち望んでいたロープワーク教室へ。
あなごさんの片手もやい結びに惚れちゃった。笑
男子の最もかっこいい仕草のひとつに選ばれるべき。しかし、女子がこんなことできたら、引かれないかなって考えたりして。なんて言いながらも、片手で結ぶところを友達に見せつけて驚かせたいという小さな野望も芽生えた。
リスクマネジメント講座でリスクとはな~に?ゼロにできるもの?できないならどうすべき?等々を系統的に説明してくれて、特に子供を相手に安全な遊び環境づくりにおいて大事なことを教えてくれた。安全の2文字は少々堅苦しい感じがするかもしれないが、安全を守るために技術はもちろん、最も大事なことは、人と人のよい触れ合いのではないかと思うようにもなった。
お腹がすいたということで、夕飯づくりだと思いきや、火おこしからだ。
二人一組になり、あなごさんをマネて、真剣に薪を切って、火おこしを体験した。なんか薪を切っているみんな、なぜかすごくいい顔している。昔のひとは、こうやって自然と折り合って暮らしていたんだねって思った。各組が次々と火おこしを成功させる。そんな中、特にケイコ・こぼ組の焚火が、その二人の笑顔と同じように美しく、私の心を温めてくれた。ありがとう!
いよいよ、夕飯づくりがはじまるよ。
今回のシェフは西瓜割りしたいけど、西瓜嫌いな「こぼ先生」。
メインはしゃれしゃれの窯焼きピザ。
みんな飲みながら手際よく作業が進み、あっという間にピザが焼き上がった。ほかに、サラダやピクルス、ケイコの激旨スープ、スイーツピザもあって、なんて幸せな食卓だ。
日が暮れてきて、酒もいっそう美味しく感じる。
去年の四季生のマンボ―、ひるちゃんとスタッフのタンタンさんも来てくれたことで、みんなはどのような思いで四季に参加したか、普段の暮らしがどう変わったか、自然学校と出会うまでの自分と出会った後の自分等々について語り合った。まったく接点のない人たちが、こうやって仲間になって素敵な時間を過ごし、そして、しっかりと自分の理想像に向かって共に成長するのが、幸せと呼ばれるものに当たるのではないでしょうか。
夜が深まり、ミント湯で温まり、テントで眠りに。
目覚めたら、晴れ晴れ。栄養たっぷりのWEF(ホールアース農場)産の野菜を使った朝ごはんを食べて、いざ精進湖と本栖湖の間に位置するパノラマ台へ。
肌に触れる優しい風に深まる富士山の夏を感じる。パノラマ台に到着する直前に、「はい、前の人のかばんに手をやって目を閉じましょう」とあなごさんの声かけでみんなおそるおそる前進。
目を開けた瞬間、神様が宿る富士山、地球の始まりの樹海、清い湖々、人間が暮らす里山、ホールアースのスタッフさんがこの風景がたまらない理由が分かる気がする。
お昼はだいちゃんのお気に入りの龍泉寺で巨大な樹木に囲まれて、朝作ったおにぎらず(グーグル先生に聞いてね)でお腹いっぱいに。
車内でうとうとしながら、リスクマネジメント論を復習して、いつの間に深い昼寝に。笑
目覚めたら、佐野牧場のアイスクリームを食べている自分がいた。
アイスで目覚めたところで、ホールアースに帰って待ち望んでいた芝川に入る。
寒っ!激寒ってあちこち悲鳴があがっている。笑
けーちゃんの紫のくちびるは馬鹿にできない寒さをうまく表現してくれた。笑
入ったら心臓がとまる。でも、入らなかったら、だいちゃんとあなごさんはそろそろ押しに来る。どうしようと悩むうちに、水鉄砲にやられたので、思いっきり入ろうと決心した。寒っ!でもなんかめちゃ気持ちいい。これは、またもう一つたまらないことができたかも。
芝川から上がって足を洗うと、地下水がと~ても暖かく感じる。笑
あっという間に、今月の四季講座の終盤に。
振り返りの時間に、こぼは「ただいまって言える場所ができたっていいね」って。この一言に、またまた四季コースに参加してよかったと感じさせてくれた。
最後に、今回の一大イベントでもある、とくちゃん企画の合唱で締めくくる。
いつもの場所でいつもの肩組みで虹を楽しく歌いました。
歌詞のように、「君の気分が晴れて、明日もいい天気。」
次回は、満月の夜になっちシェフの夕飯をたべたいです。笑
では、また!
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