アドベンチャージュニア  第6回 「余すところなく頂く」

アドベンチャージュニア第6回
アドベンチャージュニア第6回

「余すところなく頂く」

森と野生動物と人
―つながりを感じ、命をいただく意味を考えよう

森には多くの生きものが暮らしています。
一見、人間とは別の世界のように思えますが、日本の森林は国土の約70%を占め、
私たちの暮らしと野生動物の世界は意外と近いものです。

​しかし、私たちは野生野生動物についてあまり知りません。
近年、野生動物の数は増加し、特に鹿は生態系や農作物に影響を与えています。
では、鹿は本当に「悪者」なのでしょうか?
その背景には人間の行動が関係しているかもしれません。

今回は、猟師さんから直接話を聞き、実際に体験しながら森・野生動物・人間のつながりを学びます。
​そして、なぜ余すところなく頂くことが「森を守る」ことにつながるのかを考えてみよう。

◆鹿肉を解体しよう
​私たちが普段食べているお肉は、パックに詰めされているため、元の姿を想像しにくいものです。
近年、“ジビエ”も身近になりましたが、どんなお肉か知っていますか?
​1日目は、自分たちで食べる鹿の脚を解体します。
富士山麓を駆け回って育った鹿の足は、どれくらいの大きさで、どんな構造をしているのか?
ナイフを入れながら、命をいただくことの意味を学びます。

◆センサーカメラを仕掛けてみよう
ホールアース周辺の山では、鹿の痕跡を見つけることがありますが、実際の姿を見るのは簡単ではありません。
​そこで、センサーカメラを設置し、野生動物の動きを捉えることに挑戦。
猟師のあなごから鹿の行動、罠の仕掛け方、実際の狩猟について話を聞き、想像を膨らませながら、カメラを設置してみよう。
必ず映るとは限りませんが、貴重な瞬間を捉えられるかもしれません!

◆鹿の角でキーホルダーを作ろう
鹿の角を使ってオリジナルのキーホルダーを作ろう。
​天然のものなので、形も模様も一つひとつ違うのが特徴です。
完成したキーホルダーをカバンにつければ、富士山麓を駆け回っていた鹿のことを思い出せるはず。

詳細情報

日程2025年11月15日(土) 12:00~11月16日(日) 14:00 1泊2日
スケジュール1日目
昼食
オリエンテーション
猟師に聞いてみよう
鹿の解体
夕食(ジビエ料理)
センサーカメラ仕掛け
入浴
おやすみなさい

2日目
朝食
鹿の角キーホルダー作り
昼食
ふりかえり・お別れ会

※活動内容は、天候その他の条件により変更することがあります。
参加人数16名程度
対象小学1年生~小学6年生(中学生は要相談)
料金28,500円(税込)
お支払い方法・事前クレジットカード決済
・現地でのお支払い(現金・下記の各種キャッシュレス決済)
キャンセル規定
について
実施日の20日~8日前:
参加費の20%もしくは事務手数料1,000円のうち金額の大きいもの
実施日の7日~2日前:
参加費の30%もしくは事務手数料1,000円のうち金額の大きいもの
実施日の前日:
参加費の50%
実施日の当日:
参加費の100%
集合解散【集合(11/15)】
10:45 JR新富士駅
11:00 JR富士駅
12:00 ホールアース自然学校

【解散(11/16)】
14:00 ホールアース自然学校
15:00頃 JR新富士駅
15:20頃 JR富士駅
活動場所ホールアース自然学校(静岡県富士宮市下柚野165)
持ち物初日のお弁当
アウトドアに適した服
動きやすい靴
雨具
軍手
長靴
洗面用具
寝袋(レンタルあり※有料)
その他、詳細は後日送付される資料をご覧ください。
宿泊場所について5人用のテントに3人くらいずつの宿泊になります。
担当スタッフ目杉作田浅子・その他サポートスタッフ
後援浜松市教育委員会、沼津市教育委員会、富士宮市教育委員会、富士市教育委員会、裾野市教育委員会