春は、新入社員研修のご要望が多い季節です。
中でも、入社したてでまだお互いのことをよく知らないといった状態の中で、私たちの得意とするチームビルディングや感性を使った研修をご要望いただくことが多いです。
今回、都内の金融機関の新入社員の皆さんに向けて「一緒に働く上で大切なコミュニケーション力とは?」をテーマに1日研修を担当させていただきました。
まず、午前中は、アイスブレイクとしてアイコンタクトをし合うちょっとしたゲームからスタート。入社してから約1週間、座学がメインの研修から打って変わって、素の自分が出しやすい雰囲気の中で肩の力を抜いて楽しみながら取り組んでいただきました。

様々なアクティビティを通して、「伝えることの難しさ」「同じことをしても感じ方は人それぞれ異なる」「課題に対してコミュニケーションを取りながら解決策を探していく」というところを体験してもらいました。例えば、あるお題にグループで取り組む際に、グループ内の1人だけ目隠しの状態にしてもらい、前提条件が変わった場合、どんなコミュニケーションが必要なのか?それは、チームでプロジェクトに取り組む際に、仲間の置かれている状況が異なることや、感じ方が異なることを想像することの疑似体験になります。

こうしたゲームのような体験の後は、ふりかえりの時間をつくり、お互いが体験して得た気づきを共有してもらいました。体験したことを見つめなおし、学びや意見を分かち合い、一般化することで初めて、自分の中に落とし込むことができます。仕事においてコミュニケーションが大事だということは誰もが認識していることかと思いますが、もう一段階解像度を上げ、コミュニケーションの質を上げ、成果を出していくために、集団においてどういったプロセスを踏んでいけばいいのか、体験の中から感じとってもらいました。
午後は、午前中と打って変わって“感性”を使うことを意識し、そして、周りの人たちの感性の違いも理解してもらうアクティビティを体験してもらいました。そこで登場したのが“静岡茶”。5種類の静岡茶を飲み比べて、それぞれの色、香り、味を言葉で表現し、伝えあいました。

色は醤油ラーメンのような色、だけど香りはお花屋さんを連想させる甘い香り、一方で味には酸味を感じる等、視覚・嗅覚・味覚で異なる印象があり、複雑で味わい深い静岡茶を堪能していただきました。日常でお茶を淹れることも少なくなっている現代で、改めて日本茶の魅力をじっくり感じる機会になりました。また、人それぞれ感覚が違い、さらにそれを言葉で伝えることの難しさも感じられたようで、“伝える”ことと“伝わる”の違いも体験していただきました。

今回、使わせていただいたお茶は、私たちホールアース自然学校とつながりのある秋山園という茶農家さんのお茶です。富士市にある茶畑の整備活動を通じて、地域とのつながりを生み出し、お茶の魅力を様々な形で発信できるよう“茶ワーク”と題して活動をしています。

1日でお伝えできることは限られていますし、コミュニケーションにおいて“正解”はありません。ただ、コミュニケーションの質が変わることが、仕事の質に影響していくのだということを念頭に置きながら、日々のコミュニケーションを磨いていくきっかけにしていただけると嬉しいなと思います。
◆実施場所は全国対応可能です
研修の開催場所は、私たちの拠点である富士山麓をはじめ、都内各地や、リフレッシュ効果も期待できる温泉地など、ご要望に応じて柔軟に対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
投稿:小野
