水が豊かな富士山麓。
水の恵みを全身で体感しよう。
と、6月27日(土)~28日(日)の1泊2日で活動しました。

まずは、それぞれが持参したお弁当をいただきながら、仲間づくり。

また今回のキャンプ中に食事を作っていただく、ホールアース農場の方から挨拶をいただきました。

オリエンテーションでは、キャンプのスケジュールやルールを確認したり、

「魚のつかみ取りで、しっかりと獲れるか不安だけれど頑張る」などと、それぞれにどんな2日間にしたいかを発表しました。

部屋に荷物を入れ、準備をしたら、火山洞くつの探検へ。


ヘルメットや、手袋・ライトを装着して、いざ洞内へ。

「コウモリがいる!」
この日は雨が降っていて、コウモリが外に出ていくことが出来なかったのか、たくさんのコウモリを観察することもできました。

全員が入洞して、洞窟の奥に進んでいくと、大きなホールが広がっていました。
「わー!まっくら!」
洞くつの本来の明るさを体験しようと、ライトを消してみると、本当に真っ暗。

また、洞内にも雨が降っているように、天井の溶岩の間から水が染み出ていました。
「この水はどこからきて、どこに行っちゃうんだろう」

その先に続く、細い通路の探検もして、たっぷりと火山でできた洞くつを味わいました。
ホールアースに戻って片付けをしたら、自由時間。

雨が上がったタイミングで外に出て、カエルを見つけたり、


スタッフ特製の木や竹でできたおもちゃ等で遊びました。

夕食は定番の富士山麓ジビエの鹿肉を使ったカレー!
また、ホールアース農場で採れたての塩ゆで枝豆も人気なようでした。

富士山麓で増えてしまった鹿。
鹿を無駄にすることなく食べる意味をスタッフから聞きながら、頂きました。

そして食べ終わるころになると、遠くからハッピーバースデートゥーユー♪との歌声とともに、ろうそくが灯されたデザートを持ったスタッフが登場。
今回のキャンプ期間の近くに誕生日を迎える子がいたため、サプライズでお祝いしました。
誕生日を迎える子に「〇歳の抱負」を聞き、みんなでお祝いしました。


スタッフ特製のデザートをみんなで美味しく頂きました。

食べ終わったら、それぞれに水をなるべく汚さないようにホールアース流の洗い方で食器を片づけました。

その後はお風呂と、夜の生きもの探し。

この時間は雨が上がって、ほぼ満月に近い月を見ることもできました。

雨上がりで生き物たちもたくさん動き始めていたようで、カエルやカタツムリ、バッタなどたくさんの生きものを見つけることが出来ました。
2日目。
「おはよう!」
声をかけると続々と子ども達が集まってきました。

まずは着替えや荷物整理をしました。
それらが終わったら、朝食に向けて台ふきなどお手伝いも。



朝食はオープンサンドや、ホールアース農場の野菜がたっぷり入ったスープ等を頂きました。
食器の片づけをそれぞれ済ませたら、川の始まりを見に出発です。
目指すのは、岩の間から富士山の湧水がこんこんと染み出す、まさに「川の始まり」の場所。
少し下流側から川に入り、一歩ずつ遡りながら水の旅を追いかけました。

「つめたーい!」
はじめは川の水の冷たさにびっくりしながらも、一歩ずつ進んでいきます。

水温計で測ってみると、水温はなんと12℃でした。
富士山の湧き水なので、年間を通して水温はあまり変わりません。


ガサガサ(生き物探し)をしてみると、カゲロウやトビケラ、さらにはカジカの姿を発見!


綺麗な水にしか棲めない生きものたちとの出会いを通して、富士山の水の圧倒的な透明度を肌で確かめることができました。

また、水で濡らしてこすり合わせると絵の具のようになる不思議な「川の石」を見つけて、色とりどりの絵の具作りに熱中する場面も。

そして辿り着いた「川の始まり」の場所。

溶岩の隙間から勢いよく湧き出る様子を観察しました。

最後には湧き出たばかりの新鮮な水を贅沢に試飲しました!
「冷たくておいしい!」
「これがさっきの川になっていくんだね」

この豊かな水の恵みが、水力発電やわさび栽培、ニジマスの養殖といった、この地域のたくさんの生業(なりわい)に繋がっていることも伝え、子どもたちは自分の目で見て感じていたように思います。

続いて、そんなニジマスを自分たちの手でつかみ取り!

「ニジマス、泳ぐの速すぎ!」
とつかまえるのには一苦労。

ニジマスはその場で塩焼きにしていただきました。

一生懸命につかまえた魚の味は格別だったようで、普段は魚が苦手という子も「おいしい!」とペロリ。


中には、骨まできれいに食べる子もいて、命をいただくありがたみを体いっぱいに感じてくれたようでした。
ホールアース自然学校に戻って、最後におわりの会。

「洞くつで初めてコウモリを見れたのがうれしかった」

「溶岩の隙間に入っていった水が10年以上もかけて、湧き出している所を見ることが出来て不思議に思った」
と、それぞれにどんな2日間だったか感想を言い合いました。
これで今回のキャンプはおしまい。
自分で捕まえたニジマスの命をいただいたことも、真っ暗な洞窟で五感を震わせたことも、すべてがこの「水のゆくえ」という大きな循環へと繋がっています。
乾いた喉を潤し、体を洗い、作物を育てるといったように、毎日当たり前のように使っている水。
そんな、かけがえのない水の恵みを全身で体感してくれたようで嬉しく思います。
アドベンチャージュニアは1年を通して開催しています!(詳しくはこちら)
次回第4回は「緑輝く高原」をテーマに、9月19日(土)~9月21日(月祝)の2泊3日で行います。
またみんなと会えるのを楽しみにしています!
またねー!
今回のキャンプの実施概要はこちら
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担当:目杉
