2026年6月6日(土)に富士フイルムグループ労働組合連合会主催の親子向けプログラムを実施しました。
富士フイルムグループ労働組合連合会さんは、社会貢献の一環として、地域に根差した環境保全ボランティア活動を検討されており、静岡県でのプログラム企画・運営をホールアース自然学校が担当させていただきました。
今回は富士フイルムさんの本業とも関わりの深い「水(河川)」と「生物多様性」をテーマに、大井川の支流の一つである、島田市の伊久美川で「生き物探し」と「バーブ工づくり」を行いました。

まずは、伊久美川にはどんな生き物がいるのかを知るために、たも網を使って生き物探し。石をひっくり返したり、親子で協力したりと工夫をして、ヨシノボリの仲間やテナガエビ、ヘビトンボの幼虫など様々な生物を捕まえることができました。
そして、なんと静岡県で数が減っているアカザというナマズの仲間を捕まえた親子も!
生き物探しから、伊久美川はとても豊かな川であることを感じられました。



その後、生き物たちにとってより良い環境にするために「バーブ工」を設置しました。
「バーブ(barb)」とは、「(釣り針などの)かえし」を意味する英単語であり、川の流れに対して川岸から上流側に向けて石を組むことで、川の流れに変化をもたらすものです。
30名ほどの参加者と、その場にある石を運んで組み上げていき、完成したバーブ工を見てみると、単調だった川の流れに「早いところ・緩やかなところ」という変化が生まれました。


バーブ工を設置することで、石積みの小さなすき間や、複雑な流れができます。そうした場所は、生き物たちの隠れ場になり、食物連鎖の場にもなります。

バーブ工づくりは大人だけでなく子ども達も一生懸命に作業をしてくれ、中にはプログラム終了後、自分たちが作ったバーブ工を見に行く親子もいらっしゃいました。
生き物探しやバーブ工づくりを通じて、伊久美川をはじめ川や自然に興味をもってもらえたら何より嬉しく思います。
