今年度の夏キャンプ「裏磐梯アドベンチャー」がスタートしました!
しかし、集合前に土砂災害警報が発令。
「無事に活動できるだろうか」と参加者の皆さん含め、スタッフ一同少し心配なスタートとなりました。
そんな天候もあり急遽、裏磐梯ビジターセンターへ向かい、館内をゆっくり散策。展示を眺めたり、生き物や自然について学んだりしながら過ごし、その間に警報は無事解除に。ほっと一安心して、キャンプ場へ向かいました。
無事キャンプ場に到着したら、まずはお昼ご飯!少し出発が遅れた分、みんなお腹はぺこぺこ。待ちに待ったお昼ごはんは「ぶっかけうどん」と「ほうれん草ともやしのナムル」。
食後の片付けも、ホールアース自然学校流。へらでお皿に残った汚れを落とし、ウェス(着古した布)で油分を拭き取ってから洗います。自然豊かなこの場所だからこそ、なるべく環境に負荷をかけない方法での食器洗いを大切にしています。


お腹が満たされたところでスタッフ手作りの木の名札づくりをしました。自分が呼ばれたい名前を思い思いに書き込んでいきます。
その後「はじまりの会」です。まずは自己紹介から。「本当の名前」「キャンプで呼ばれたい名前」、そして「キャンプで楽しみにしていること」を、一人ずつ発表してもらいました。それぞれの楽しみにしていることを聞き合いながら、少しずつお互いのことを知る時間になりました。


続いて、これからの日程やキャンプでのお約束、そしてこの場所にいる危険な生き物についても確認。昨今話題となっている熊の対策や近辺の状況も伝えます。安全に、思いきり楽しむための大事な時間です。
施設案内が終わったら、いよいよ火おこしに挑戦。ですが、あいにくの雨模様。まずはみんなで力を合わせてブルーシートを張り、屋根づくりからのスタートとなりました。



さて屋根が張れたら火起こし!ホールアース自然学校では、火おこしを子育てに見立てて「火の赤ちゃんを育てるように徐々に大きくしていく」とレクチャーします。使う道具は「マッチ」「鉈」「革手袋」とシンプル。今回は過去にキャンプへ参加してきた子たちの知識や経験も活かされ、初めて火おこしに挑戦する子たちも、無事に火をおこすことができました。雨の中でも力を合わせて挑んだ、印象深い時間になりました。



たっぷり体を動かし、雨にも当たった後は、開放的なお風呂でゆっくり体を温め、「気持ちいい!」という声があちこちから聞こえてきました。
夜ごはんは、ごはん・キャベツとじゃがいものみそ汁・厚揚げときのこのオイスターソース炒め・きゅうりの梅マヨ和え。ホールアース自然学校では基本的にお肉を使わず、野菜やきのこの美味しさを引き出す献立を大切にしています。今日もみんな、しっかりとお腹いっぱいに食べていました。


夜は引き続き雨模様でしたが、予定通りナイトハイクへ出発。街灯もない真っ暗闇の中、目に頼れない分、耳を澄ませて聞こえてくる雨音や虫の声、森の気配に集中する時間となりました。普段の生活ではなかなか味わえない感覚に、みんな静かに、でも夢中になって耳を傾けていました。


警報のニュースから始まった今日一日でしたが、蓋を開けてみれば、名札づくりから火おこし、開放的なお風呂、そして雨の中のナイトハイクまで、盛りだくさんの1日目に。明日はどんな1日になるでしょうか。楽しみです!



【2日目】
裏磐梯アドベンチャー2日目!
朝はみんな少し眠そうな様子で起床。ゆっくりと1日のスタートです。
まずは焚き火。お昼ごはん用のおにぎりに向けたご飯炊きから。火の番をしながら、少しずつ目も覚めてきた様子でした。



ご飯が炊き上がったところで朝ごはん。今日のメニューはパン、豆乳スープ、トマトと卵の炒め物、ごぼうとツナのサラダ。「ご飯派が多い」と聞いていましたが、パンのメニューでもみんなしっかりと食べていました。
朝ごはんの後は、かまどで炊いたご飯でおにぎりづくり。自分が食べるお昼ごはんは自分の手で。たぬきやゆかりなど、それぞれ好きな味のおにぎりを握りました
着替えて準備を整えたら、いよいよカヌー・カヤックへ!経験者はこれまで培ったテクニックを発揮しつつ、初めて挑戦する子たちもバッチリ乗りこなしていました。
今日の目的地は、少し離れたビーチ。みんなで声を掛け合い、力を合わせて漕ぎ進め、無事に遠征先のビーチへ到着しました。
ビーチに着いてからは、引き続きカヌー・カヤックを楽しむ子、水遊びをする子、生き物を探す子と、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。



お昼ごはんはそのままビーチで。朝作ったおにぎり(たぬき・ゆかり)に、遠征用の味噌汁、野菜スティックを添えて、たっぷり遊んだ後のお昼をみんなで味わいました。
ところが、お昼ごはんを食べている途中で「おや?雲行きがおかしいぞ」と空模様に変化が。天気予報も確認し、安全のため一旦拠点へ戻ることにしました。
拠点に戻ってからは、冷えた体をお風呂でしっかりと温めました。
そのあとはフリータイム!ボードゲームやカードゲーム、お絵描き、火おこしなど、それぞれがやりたいことを選んで過ごしました。


夜ごはんは、ごはん・麻婆豆腐・モロヘイヤのスープ・きゅうりとわかめの酢の物。今日もたっぷり体を動かした後で、みんなよく食べていました。


寝る支度を整えたあとは、もう一度フリータイム。手作りの人狼ゲームや卓球が白熱し、賑やかな夜になりました。



天候の影響で活動が一部制限された1日ではありましたが、その時々の状況の中で「今できること」を見つけて楽しむみんなの姿がとても素敵でした。明日はいよいよ最終日です!
【3日目】
最終日となりました!
今日も少し眠そうな様子でスタートしたみんな。最終日の朝は、まず自分の荷物の整理整頓と、お世話になったキャンプ場のお掃除から。それぞれ役割分担をしながら、きれいに片付けていきました。



お掃除が終わったら、最後の朝ごはん。今日のメニューはモロヘイヤと納豆のネバネバ丼、ニラとえのきの味噌汁、にんじんしりしり。みんなしっかり食べていました!



最終日の今日はフリータイム!みんなに「やりたいこと」を聞いて、なるべく実現できるようにする時間です。今回みんなが選んだのは、①外での虫探し・自然探検、②拠点前での火おこし、③拠点でのんびり、の3つ。
①虫探し・自然探検チームは、雨の合間を見計らって外へ。バッタやクワガタを見つけることができました。湖の近くではヘビの姿も!?普段なかなか出会えない生き物との遭遇に、みんな夢中になっていました。


②火おこしチームは、このキャンプ3回目の挑戦。すっかり慣れた手つきで取り組み、見事に火をおこすことができました。1日目の雨の中での苦労が嘘のような、頼もしい姿でした。



③拠点でのんびりチームは、昨日から引き続き「手作り人狼ゲーム」と「卓球」で白熱!卓球は、途中からうちわやマットなど、ラケット以外の道具を使った対決に発展し、大盛り上がりでした(笑)


それぞれが「やりたい」を思う存分楽しんだあとは、キャンプ最後のごはん。冷やし中華と、福島の夏の定番フルーツ、桃をみんなで味わいました。



そして、いよいよキャンプ最後のプログラム、「終わりの会」。「たのしかったこと」「チャレンジしたこと」「今度やってみたいこと」「なにかあればみんなに一言」を、一人ずつ発表してもらいました。






土砂災害警戒情報という、少し心配なスタートとなった今回のキャンプ。雨に見舞われる場面も多く、予定通りにいかないこともありました。それでも、拠点でできる遊びを見つけたり、流れる雨水が流れる道でダムをつくってみたり。「今あるもので楽しむ」姿を、この3日間でたくさん見せてくれました。
楽しい3日間をありがとう!
天候にも負けず、思いきり楽しんでくれたみんなに、また会える日を楽しみにしています!

担当:ちょこみん
