福島校夏休み最後のキャンプが今日から始まりました。
今回のキャンプは夏キャンプでは初めてテント泊をメインにすえた『テンパク』キャンプです。
まずはいつも通り福島校に集合して、名札・バンダナ作りをします。
キャンプ中に呼ばれたい名前=キャンプネームをそれぞれ決めて、名札を作っていきます。
全員分の名札とバンダナが揃ったら、昼食の準備にとりかかります。
本日のお昼は竹の樋を使って流す流しそうめん!
みんなで協力して机を撤去し、流し台を設置します。
そして流しそうめんのスタート!
樋の上流にいる上級生たちが下流にいる下級生のことを思って流れるそうめんを取らずに流してくれたり、
取りにくいミニトマトやきゅうりの取り方のコツを教えてくれたり、みんなで協力しながらわいわいと最初のご飯を楽しみました。
お腹も十分に満たされたところで、いよいよ今回の生活拠点となるキャンプ場へ移動します。
今回は福島校と同じく湖南町にある『サウスレイクコテージ田舎』のテントサイトにテントを張り、
食事などの生活面はこちらの施設を利用させていただきます。
荷物を車に積み直し移動すること約10分、キャンプ場へ到着しました!
ここでまずははじまりの会の時間です。
この3日間を共に過ごす仲間の自己紹介や、キャンプのスケジュール、約束事の確認、そしてテント割までこの時間に決めました。
お互いの自己紹介も終わり、寝るテントも決まったところでさっそく荷物をテントに入れます。
そしてこの日のメインプログラムの川遊びのための準備へ。
着替えや準備もささっと済ませて、キャンプ場近くの川へ歩いて目指します。
準備運動もしっかり済ませ、いざ川へ!
最初は予想以上に冷たい川の水に戸惑いながらも、そんなことにもすぐに慣れ、
少し深みのあるところへ行って水をじゃばじゃばかけあったり、
網を片手に茂みをがさがさしてみたり。
特にこの川は生き物がたくさんいて、
ヤゴやメダカ、ミズカマキリなどの定番の水棲生物のほか、
ドジョウの稚魚、カジカ、サワガニ、そしてウナギ(?)の稚魚など、スタッフたちも大興奮の生き物たちがたくさん見つかりました。
川を思う存分に遊び、日も暮れてきたのでキャンプ場へ戻ります。
戻ってからはお風呂に入ったり、水着を干したり、テント内の寝る場所を作ったり。
そうこうしているうちにあっという間にあたりは暗くなり、夕ごはんの時間です。
川でいっぱい遊んだこともあり、よほどお腹が空いていたのか、みんな夕ごはんもぺろりと平らげました。
食事後の片付けはホールアース流のこだわりがあります。
普段ならば食べ終わった食器をそのまま流しに持っていって、洗剤を使ってごしごし洗ってしまいがちですが、
そうすることで環境への負荷がかかり、また下水へ流れていった汚れた水を知らない誰かががんばってきれいにしてくれています。
キャンプ中はそんなことに配慮し、流しに行くまでに一手間二手間をかけ食器を片付けます。
まずは食べかすをできるだけ少なくなるように食べ、それでも残ったものはゴムベラで食べかすをきれいに落とします。
そして使わなくなった服の切れ端(=ウェス)で皿についた油汚れを取り、洗剤の代わりに米のとぎ汁で食器を洗います。
少し手間のかかるやり方ですが、みんな上手に丁寧に自分の使ったお皿を片付けてくれました。
みんなの片づけが終わったら、1日目最後のプログラムのナイトハイクへ。
普段は出歩くことのないであろう夜の田舎道を歩きながら、
夜にしかできない実験をいくつかして、人の目の不思議を体験してもらいました。
そして夜はそれぞれのテントの中へ。
秘密基地感満載のテント生活に、最初はテンション高めの子どもたちでしたが、
1日目からおもいっきり遊んだ影響からか、今はどのテントからも寝息しか聞こえてきません。
明日はみんなが楽しみにしている猪苗代湖での湖水浴の日!
明日もいっぱいみんなで楽しもう!!
ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる
この記事へのコメント (0)