裏磐梯アドベンチャー2日目の朝を迎えました。
昨日の疲れもぐっすり寝たことで吹き飛んだのか、起床時間にはみんなしっかり目覚め、
ドキドキ冒険塾のメンバーを中心に朝のご飯炊きを始めます。
無事に釜に火がついたところで、お次はお昼ごはんづくりです。
今日は1日中遊べる唯一の日。
遠征先でご飯が食べれるように、各自自分の分を自分で作ります。
ここまでくるとお腹もぺこぺこ。
みんなで朝ごはんです。
朝一にみんなで炊いた米もちょうどいい加減に炊け、おいしい朝ごはんとなりました。
昨日習ったご飯の片付けもばっちり。
自分の使ったお皿は自分で洗います。
ご飯のあとは遠征の準備。
今日はカヌー・カヤックに乗って秘密の場所を目指します。
着替えを済ませ、水筒、お弁当などをカバンに詰め込みます。
そしてカヌー・カヤックの割り振りの発表。
誰がどの艇に乗るのか、みんなわくわくしながら聞いていました。
それぞれの乗る艇が決まったところで船やライフジャケットなどの準備に入ります。
自分の身体よりも倍以上の艇を、みんなで協力しながら岸までえっさほいさと運びました。
準備運動や漕艇法の説明を終え、いざ出発の時!!
秘密の場所までがんばるぞ~!!
はじめは漕艇もおぼつかなく、その場をぐるぐるしたり、行く先とは全然違うほうへ進んでしまうような光景もありましたが、
時間が経つにつれみんなコツをつかみ始め、各艇ぐいぐい進んでいきます。
そしてこぎ続けること数十分、目的地へ到着しました!
到着した場所は自分たちだけで遊びまくることのできるプライベートビーチ。
ビーチに着くなり、艇とメンバーを変えてカヌーカヤックで楽しんだり、湖にプカプカ浮かんでみたり、木を飛び込み台にしてダイブしたりと、
みんなでビーチを楽しみました。
遊ぶことに夢中になっているうちに、気づいたらお腹がぐぅ~。
いつの間にかお昼になっていました。
ビーチに座ってお昼ごはんの時間です。
朝、自分たちで作ったサンドイッチや温かいスープなどでお腹を満たしていきます。
お昼を食べ元気を取り戻したところでビーチでの水遊びを再開!
この日は気温もほどよく上がり、湖遊びには最高のコンディション。
適宜休憩を取り、水分補給・塩分補給をしながら、ビーチでの時間を心ゆくまで楽しみました。
遊ぶのに夢中になっていると、気づいたら戻らねばならぬ時間に。
各自艇の水抜きや忘れ物がないかを確認したのち、ビーチを後にします。
「行きはよいよい、帰りは...」とはならず、むしろ追い風をうまく使いながら、
行きよりもスムーズに帰路につきました。
着いてからは湖で冷えた身体をお風呂であたため、少しのんびりタイム。
ハンモックに寝転んだり、今夜のキャンプファイヤー用の薪の準備を手伝ってくれたり、
2日間の疲れを考慮してあまり身体を動かさずに休める時間としました。
そしてみんなが楽しみにしていた夕ごはんの時間です。
今夜のメニューはみんなが大好きなカレーです!
しかし、配膳する時に気づく。
「スプーンはどこ?」
実はホールアースで食べるカレー、通称『遊牧民カレー』はその食べ方に特徴があります。
この食事だけはスプーンや箸を使うことなく、手づかみで食べるのです。
もちろんこれには明確な理由があります。
もしも世界が10人の村だったら。
そのうち3人が箸でごはんを食べ、3人がフォークやスプーンでごはんを食べ、残りの4人はみんな手でごはんを食べている。
日本では「当たり前」のように箸で食べていても、実は世界では少数派なんです。
多様な価値観に触れる機会として、ホールアース自然学校のキャンプでは手づかみでカレーを食べます。
日本では「お行儀が悪くて嫌な食べ方」も、世界では「当たり前」であったり大切なメッセージが込められたりしています。
わっきーの話を聞くみんなの表情は真剣そのもの。
誰一人嫌がることもなく、手づかみでカレーをおいしくいただき、お皿もきれいにしてくれました。
2日目の最後はキャンプファイヤーです!
キャンプファイヤーと言うと、どうしても薪が大量に組まれた大規模なものを想像しますが、
ホールアース自然学校では薪を無駄にせずにその時で使い切るという観点から、焚き火のような小規模な火を使って行います。
その代わりたくさんのゲームをして、キャンプ最終夜を仲間と共に大盛り上がりで過ごしてます。
3日間、生活もご飯も遊びもずっと一緒に過ごしてきた仲間との最後の夜。
そんな特別な夜に火を囲んで過ごすキャンプファイヤーは本当に格別です。
スタッフが用意したゲームをおもいっきり楽しみ、笑顔溢れる夜となりました。
大盛り上がりの夜を終えると、2日間おもいっきり身体を動かして遊んできたことが思い出されたのか、
テントに入るなりみんな寝てしまいました。
明日は裏磐梯での最終日です。
最後の1日もいっぱい遊んで楽しもう!!
ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる
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